あらすじ
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アメリカ、中国でも講演実績あり!
大人気「認知症講師」による渾身の書き下ろし。
認知症の人は、なぜ介護者を困らせるような「行動」をするのか。
なぜ、介護者をまごつかせる「言葉」を口にしてしまうのか・・・・・・。
その理由を解き明かし、ケアの新たな指針となる1冊。
認知症になっても、人には「迷惑をかけたくない」「できることは自分でしたい」「役に立ちたい」
などといった、「人間らしい気持ち」がしっかり残っている。
ところが行動に移そうとすると、「忘れる」「段取りを組めなくなる」「手順が混乱する」など
認知症特有の症状が邪魔をして実現できず、周囲に迷惑をかける結果になる。
・・・・・・これが、認知症の人がうまく生活できなくなる原因だった。
ここで大切なのは、認知症という病気に目を向けるのではなく、
まず根本にある「人としての気持ち」に目を向けること。
「同じ状況で、自分ならどう感じるか」「この人は何を考えてこうしているのか」と想像してみれば、
問題とされていた行動の理由がわかり、認知症の人も介護者もストレスを減らすことが可能になる。
認知症の人の「行動のメカニズム」をマンガと図解で解き明かす、
初心者もベテラン介護職も必携の1冊。
全国で年間250~300回のセミナーをこなす講師の人気の講演に大増補した決定版、ここに誕生。
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
認知症の方が周りにいなくても、人と関わることで大切な事が書いてある。
職場に使えない新人がいる、って感じている人。ちょっとしたアドバイスでその新人さん、ものすごく延びますよ。
とか、イヤイヤ期の子どもを持つお母さんにも関わりのヒントになることがあるのではないか、と思えるくらい人の気持ちに寄り添うことの大切さや、そのコツが書いてあると感じました。
私も周りに認知症の方がいるわけではないけれど、直感でこの本を手に取ったのは自分にとっても、とてもよかったです。
Posted by ブクログ
父が認知症。現在は実家で母が面倒を見ています。
進行するにつれて不可解な行動も多くなっているようです。
理解の一助になれば、とこの本を入手しました。
「もしかしたら、あの時、父はこのパターンだったのかも」と
思うことがいくつかありました。
今、周囲に認知症の人がいる人はもちろんですが、
街中で認知症の人に遭遇する可能性もあります。
今は必要がなくても、この本の内容を知っているかどうかで
当事者の方も接する人も気持ちの負担が違うと思います。
今、困っている人だけでなく、多くの人に知ってほしい内容です。
Posted by ブクログ
「わかること」がたくさんあるから失敗していた。
その理由、本質を見ようと努力していなかった自分が恥ずかしくなりました。
今からでも間に合うことは、たくさんあります。
家族の絆が切れてしまわぬよう、
みんなでハッピーに笑って穏やかに過ごせる自分になれる自信が持てる一冊になりました。
また具体的対処のヒントもあり、すぐにでも実践出来ます。