【感想・ネタバレ】死だけが私の贈り物のレビュー

あらすじ

華麗なる復讐は誰のために?

復讐の女神と化した美しき女優と忠実な運転手
死の輪舞が幕を開ける

生涯五本の長篇しか残さなかった小泉喜美子が、
溺愛するコーネル・ウールリッチに捧げた最後のサスペンス長篇。
「わたしは〝死に至る病〟に取り憑かれた」──
美人女優は忠実な運転手を伴い、三人の仇敵への復讐に最後の日々を捧げる。
封印されていた怨念が解き放たれる時、入念に仕掛けられた恐るべき罠と目眩があなたを襲う。
同タイトルの中篇を特別収録。
イラスト コテリ

〈目次〉
死だけが私の贈り物
死だけが私の贈り物(中篇)
解説 新川帆立

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Posted by ブクログ

小泉喜美子は出来るだけ読もうと決めているので、読んだ。ここ数年復刊が続いているのは嬉しい。しかしこの表紙と口絵でだいぶ引いた。これ必要かな?読者のイメージを限定してしまうし、私に限って言えば、こういうイメージじゃないんだけど。申し訳ないが、興醒めした。『弁護側の証人』のキレには及ばないし、ツッコミどころもないではないが、タイトルも秀逸だし、女性ハードボイルドと言ってもいいクールさが、とてもいい。違う装丁で読みたかった。

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2021年11月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

悪くはないけど、絶賛というほどでもない。後半は流し読み。超高級食材を雑に調理したみたいな惜しさを感じた。レトロお洒落な装丁に惹かれて読んだので、お母さんが島田髷で出てきた時はちょっとあれ?って思った。いや、このイラストとデザインはめちゃめちゃ好きだけどね。

0
2021年12月23日

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