【感想・ネタバレ】W11 世界の祝祭 歴史と文化に彩られた世界のお祭り&祝日を旅の雑学とともに解説のレビュー

あらすじ

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人々の熱気とエネルギーが溢れる祝祭には、それぞれ歴史と文化があり、担う人々の深く・熱い思いが込められています。本書は、世界各地で行われている150以上の多彩な祝祭を、1年・12ヵ月のひと月ごとに紹介するものです。

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Posted by ブクログ

世界中のお祭りをきれいな写真やその成り立ちを文章で描いていて、見てて楽しい。
家族や友人の誕生日のお祭りを調べたり、沢山の色とりどりなお祭りを知ると世界が魅力的に見える。
惜しむらくはその躍動感や音楽や匂い、空気がどうしても活字で落ち着いてしまうところ。いつか現地で体感してみたい。
女性の華やかな、そしてたっぷり生地を使った豪奢な衣装や、この祭りのために集めたあらゆる花束が各国での祭りの重要性を感じられて、晴れやかな気前のいい気持ちになる。まさにお祭り気分。

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2022年04月03日

Posted by ブクログ

人類はハレの日である「祝祭」を、常に年間の節目として生きてきた。此処には約200ほどの全世界の「観光化」された祝祭が、その場所と2022年の開催予定日とを記し、写真と解説によって紹介している。

本の性格から、学術的な視点の鋭さはないと想像されるけれども、「あゝこんなのがあるんだ」という発見はある。コロナ禍のもと「歩き方」が生き残るための「旅の図鑑シリーズ」の傑作のひとつだろう。写真・文章の著名は一切無い。これまでの膨大なデータを編集・加工して最新情報を付け加えたものだろう。と推察する。一応行き方は、書いているけれども、かなりアバウトだし、そもそも今年本当にその日に祭が開催される保証はない。それなりに調査して行く必要はあるだろう。日本の祭はこの本では省略されている。

欧米はキリスト教、中東圏はイスラム教、東南アジアは仏教と結びついた祭りが多いけれども、その中に見事に冬至、春分、夏至、秋分の季節の移り変わりと、収穫祭の名残が溶け込んでいる。私はやはり、東南アジアの祭りに興味がゆく。

バリ島の「ニュピ」(2022年3月13-14日)は、ヒンドゥー暦や古代ジャワ暦による「新年」の祭りである。見事に「悪霊」たちが登場ずる。
4月のミャオ族のバレンタインデー「姉妹飯飯」は素敵だし、台湾の有名な旧暦3月23日(4月)の「大甲媽祖巡礼」は一回観てみたい。

東南アジアでは4月は多くの場所で二十四節気の清明節のお祭りをする。墓を掃除して、お供えをする。実は、私の村では親戚でもなく村でも無い単位で、氏神様の木の下で毎年当番を決めて掃除とお供えをしている。こういうのを知ると、世界は繋がっていることを感じる。(中国では清明は三連休、台湾、シンガポール、マレーシアでは祝日、沖縄でも年中行事になっている)

世界では、宗教と離れて、「英雄」が神になって祭られることがある。フランス・オルレアンではジャンヌ・ダルク祭りがあり、媽祖巡礼もそのひとつだし、キング牧師記念日はアメリカの数少ない祝日になっている。今は名前のない多くの祭りも、もとは英雄たちの行いを忘れないように伝えられてきたのだと私は思う。

新年を迎える時季に、世界では民俗的な祭が同様に行われることも興味深い。
バリ島の「ニュピ」もそのひとつなのかもしれないが、ルーマニアの「クマ踊り祭り」(12月30日)、アルプス版のナマハゲと言われる「クランプスの行進」(12月5日)、緑の三精霊が新年に福を呼び込むスイスの「シルベスタークロイゼ祭り」(12月31日)、クリスマスも、もとは新年祭だったのだろうと思う。

今年もホントにお世話になりました。良いお年をお迎えください。

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2021年12月30日

Posted by ブクログ

滅茶苦茶面白い
いつか絶対行きたい
特にマラガのセマナサンタと
ミッドソンマル夏至祭りは
滅茶苦茶行きたい

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2021年12月08日

Posted by ブクログ

世界の様々な祭りが写真付きで紹介されている。
1月から順番に12月まで。12月はクリスマスマーケットが満載。クリスマスマーケットは色々訪れたが、チェコのクリスマスマーケットは行けてないので、行ってみたいなと思った。
ズンデルトの花まつりも紹介されていた。行ってみたかったな。
あと、年末に食べるオリボーレンも。

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2021年11月06日

Posted by ブクログ

コロナ禍の副産物
地球の歩き方の「旅の図鑑シリーズ」の一冊。

写真が綺麗で見ているだけで楽しいし
データ(開催日など)もバッチリだから
レファレンスにも使えるかな。

日本国内で見られる
海外発祥のお祭りが載っているのもいいね。

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2023年11月05日

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