あらすじ
「ポケモン GO」で世界規模の社会現象を巻き起こし、任天堂とのピクミンをテーマにした新作も発表。開発・運営を手がける米ナイアンティックは、どんな発想で作品を生み出し、世界中の人々を動かし続けているのか。同社副社長、川島優志氏が激動の半生を振り返りながら、「ナイアンティック」や「ポケモン GO」、「イングレス」の舞台裏を語る。
物語を通したテーマは「寄り道」。本書には、世界の見え方が、自分の人生が、大きく変わる「寄り道」の面白さが随所に詰まっている。これからの人生に迷っている人、今まさに重要な決断を迫られている人、これから世界で活躍したいと思っている子供たち――。川島氏のある意味ハチャメチャな人生を知ることで、自分らしい一歩を踏み出せる「勇気」がもらえるに違いない。
寄り道は無駄ではない。周りからは迷っているように見えても、道を見失っているわけではない。その寄り道こそ、実は未来への最短距離かもしれないのだ。
みんなと違う道を通ったからこそ見える“自分だけの絶景”を楽しんでもらいたい――(はじめにより)
「彼は天才的な奇人。次に何をするのかいつもワクワクする」
親友、メルカリCEO山田進太郎氏絶賛!
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Posted by ブクログ
ナイアンテック社というよりは川島さんの人生録という本。
学生時代はメルカリの山田さんと一緒に活動をしていたりと、やはり活躍している人同士はどこかで繋がりがあるものなのだなと思った。
また、ナイアンテック社について恥ずかしながらGoogleの子会社だと思っていたが、独立した組織であり、その船出は大変であったということがわかった。
当時すでにイングレスで盛り上がっていたとはいえ、Googleの規模からすれば解散しようが独立しようがよかったということか。
ナイアンテックCEOのジョンハンケさんのリーダーとしての姿が随所に書かれていた。
抽象化されたなんらかの教えがある本、というわけではなくて、具体的なエピソードがかなり多く散りばめられているので一種の追体験のようなことができる本だった。
とても面白かったです。