あらすじ
恋い焦がれる男を独占したい時、透流は白檀を焚く。それは甘く、けれど自分の記憶にしか残らない、一方通行な愛の儀式の始まり――。1歳年下の幼なじみの瀧丘は、白檀の匂いを嗅ぐと気を失って酩酊状態に陥る。そしてその間の記憶を全てなくしてしまうのだ。高校生のときにその事実を知った透流は、激しい嫉妬に駆られる度、白檀を使って瀧丘を手に入れてきた。酩酊状態の瀧丘は、透流を激しく求め、透流は一時の安心と抗いようのない快楽を得る。それは社会人になった今も続いていて…。
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Posted by ブクログ
瀧丘譲(23才)×御崎透流(24才)。「とうめいのとうに ながれる」こうきいた小学生の頃から瀧丘は透流に付きまとっていた。今は事務用品制作会社「更紗屋」に勤めている。透流は家業の「御芳堂」というお香専門店に勤めている。この二人には秘密が・・・。うひひっ。更紗屋の新島部長がステキだ。「セクハラをする自信があります」と透流に向かって言うのがスキ(爆)。