感情タグBEST3
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思い込みしていることが多いけど、実は思ってたことは違うことも多いという言葉が印象に残った。あまり考えすぎないことも大切なのかなと思った。失敗もたくさん待ってるけど、失敗から成長することも大事と改めて思った。地政学や宗教など教養も身につけないと海外では活躍することも難しいとあったのでまず地政学を勉強してみようと思った。
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立花隆の本は、実はあまり読んだことがないのですが、この本を読んで、彼が知の巨人と言われた理由が少しわかった気がします。
たとえば、単に知識があるだけでなく、様々な言語に通じており、いろんな言語を通じて知識を得てきたことや、世界の動きについても、人から見聞きしたのではなく、実際に現場で見てきていることなど、できるだけ、出どころに近い情報を得ようとし続けた姿勢が、彼の知の確かさを支えているように思いました。
この本は、「東大生と語り尽くした6時間」とあるように、若い人たちに向けた語りであり、どのような知を、どういう心構えで身に付けていけばよいかを、著者自身の経験を踏まえて語っています。
個人的には、中身もさることながら、「注」が秀逸だと思いました。
非常にコンパクトにまとまっていて、ここを読むだけでも勉強になると思います。
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20歳そこそこの若い時に、立花隆という不世出のジャーナリストの講義を拝聴することのできた人たちには、ただひたすら羨望の眼差しを向けるだけである。
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立花隆は21年4月に逝去。享年80歳。タイトルに最終講義とあるが、死期迫るタイミングでの著作。死についても心情を吐露するが、弱音を吐かない所は本音なのかよく分からない。あとがきに編集者。もう一度お目にかかってお礼が言いたいと。人間の知の力とは何なのかと、知の巨人に思う。好きなところに出かけ気になる事を掘り下げる立花イズム。死はこれまでの経験から想定される範囲の出来事として始まり、終わるはずだと。
死について。好奇心との向き合い方。考えることについて。本は100冊読んで初めて1冊簡単な書を書けるが、読むに値する本を1冊書くには1000冊は読む必要がある。剽窃を防ぐにも既存の知識を把握する必要があるが、それでも無意識に他人の言説は刷り込まれているものであり、完全オリジナルな発想など難しい。ここに立花隆による読書の本質が語られている。知の範囲を広げ、好きな所に出かけていくのだろう。
人間が理解できるのは人間が作ったものだけだ。つまり社会や神話や文学といった、人間が関わることによって生まれたものだけだとデカルトの発言を引く。重ねて、本当の形而上学と言うのは人間が作ったものを通じて真理に辿り着こうとする営みだとヴィーコの言説を被せる。自然秩序のみならず、人間本性を介することで神を観想するという考察に達する。自然世界。人間の観念世界。そして、人間の観念が具現化した人工世界。
死者と向き合い、対話ができるという読書の醍醐味をリアルに味わいながらページを捲る。日頃、著者の存否など意識しないし、同時代人というには年齢も違い過ぎるが、立花隆に関してはあまりにも身近な死。合掌。
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若い時にこの本と出会いたかった。
「およそ語りうることはすべて明晰に語りうる。しかし語りえぬことについては沈黙せねばならない」ウィットゲンシュタイン
惜しむらくは、2021年4月に死去されたそうですが、彼が生きていたら、安倍晋三の暗殺と統一教会の事件についてどんな論考を巡らせただろうか。
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立花隆と言うと、『田中角栄研究』などの著作もあるが、『サル学の現在』などの理系の本のイメージが個人的には強い。
しかし、今回の読書でいわゆる文系の分野にも通暁していることがよく分かった。そして、自分には、聖杯伝説と言ったヨーロッパ人の知の基層をなす文化的共有知が欠けていることを思い知らされた。
世界史や地政学の知識等もっと学ぶべきことがあると思った。
ー☆評価は10年前の内容のため。
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著者は、1000冊の本を読んで初めて読むに堪える本が1冊書けると述べています。
僕も自分が読みたいと思った本を読みつづけ1000冊を必ず読破したいと思います。
その集大成として何か一冊を書き上げたいです。
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序盤は、若者向けのメッセージとかあって、タメになったけど、後半はもういろんな分野をあっちこっち言ってて、結局何言いたいのかわからなかった。
ただ、興味のあるものには手を出す、っていうスタンスは学びたい。
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科学の部分はちんぷんかんやったけど、地理・歴史の部分は「なるほど」と納得できたので、20代の頃に立花隆さんのおっしゃることが理解できてたら、今頃こんな世界にはいないやろなとしみじみ…
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立花隆の、東大での最終講義をもとにしたもの。いつもながら、立花氏の守備範囲の広さには驚かされる。
立花氏が最終講義で学生に訴えたかったことは、先行き不透明な時代において、常に真実を追うことと、真実を追う目を養って欲しいということだと思う。そのために、常に勉強しなければならないということももちろん含まれる。
本書は、注がしっかりしているところが良い。注もしっかり読むべきである。
また、アメリカに対する見方が先日読んだ出口氏の本と正反対であることが興味深い。
Posted by ブクログ
立花隆氏の著作は初めて手に取ったが、知の巨人と呼ばれるだけあって話題の幅の広さはさすがだと感じた。
講義をまとめた形式のためまとまりのなさは感じられるが、ゼミ生による注釈も充実しており、最後まで興味深く読むことができた。