【感想・ネタバレ】NFTの教科書 ビジネス・ブロックチェーン・法律・会計まで デジタルデータが資産になる未来のレビュー

あらすじ

NFT(非代替性トークン)が注目されている。デジタル資産になぜ数億円もの価値がつくのか? ゲーム、スポーツ、アートなどのビジネス面から、ブロックチェーン技術、法律面まで。最前線にいる約20人が、その可能性・未来を解説する。

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Posted by ブクログ

NFTが最高潮の頃書かれた本で、今読むと感慨深い。すでに筆者によりNFTの商品性の理解が違っていて、破綻しているような気がする。

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2024年07月26日

Posted by ブクログ

会計を専攻し、今も法律について学んでいる第2章のNFTの法律と会計が興味深い内容だった。
収益として認識出るかを判断するため、会計基準に当てはめていくの懐かしい。

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2022年06月02日

Posted by ブクログ

ブロックチェーンは暗号資産との関わりしか知らなかったが、ゲーム、金融、芸術との相性の良さも知った。

スマートコントラクトのイーサリアムに期待!

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2025年03月15日

Posted by ブクログ

NFTの教科書
ビジネス・ブロックチェーン・法律・会計まで デジタルデータが資産になる未来

著:天羽健介
著:増田雅史
紙版

NFTとは、コピーし放題である、デジタルデータについて、著作権の保護をするためにつけた電子的な証明書のことをいいます。

Non-Fungible Token 代替不可能なデジタル資産で、その仕組みは、ブロックチェーン(分散型台帳)をつかっています。

いろんな団体があって、複雑な取引をしていることがかかれていて、そのほとんどが英語の画面です。日本ではあまり普及していない?それとも自分が知らないだけ?

ゲームやメタバースなどはわりあい、理解しやすいですが、もともと複雑な知的所有権の基礎がない自分にとって、どこまでが電子化されていて、権利の保有、移転などの法的手続きについては、頭がついていきませんでした。

電子書籍と版権のような関係なのかともおもいます。

どうでもいいですが、索引ほしかった。

目次

まえがき

第1章 NFTビジネスの全体像

はじめに
NFTの現状
NFTの概況とマーケットプレイス
NFT×アート
NFT×メタバース
NFT×国内ゲーム
NFT×海外ゲーム
NFT×スポーツ
NFT×トレーディングカード
NFT×ファッション
NFT×音楽
NFT×海外発NFT特化型ブロックチェーン
NFT×日本発NFT特化型ブロックチェーン
NFTの技術的課題

第2章 NFTの法律と会計

はじめに
NFTの法律関係
NFTの金融規制
その他の法的諸問題
NFTの会計と税務

第3章 NFTの未来

はじめに
NFTと無形資産
NFTの市場づくり
世界とNFT
NFTの展望

あとがき

ISBN:9784022517975
出版社:朝日新聞出版
判型:4-6
ページ数:320ページ
定価:1800円(本体)
2021年10月30日第1刷発行

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2024年12月19日

Posted by ブクログ

アート、ゲーム、メタバース、スポーツ、カード、ファッション、音楽、法律、会計など、NFTを様々な切り口で解説。...しているが、NFTに実際に触れたことないと理解度に限界がある。。

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2023年07月13日

Posted by ブクログ

まさに教科書と言った内容でした。
全章読まなくても理解できるので、気になった・必要とか自分と関連のあるところを読むのもありかと思いました。

NFTの出品の仕方から法律関連のことまで、ざっと書いてあります。
ちなみに、法律関連のところは深く読まず読み流しました笑

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2023年06月22日

Posted by ブクログ

NFTに関する知識ゼロで読んだので、全ては理解できませんでしたが、NFTがどんな可能性をひめているのか、大枠をイメージできました。初心者は細かいところは流し読みしながら、ザーッと読み進めるといいと思います!

個人的には、Play for watch(ゲームの実況配信やe-Sports等での賞金で一部の人が稼ぐ)の時代から、Play to earn(ゲームを使って普通の人が生活費などを稼ぐ)の時代に移りつつある、という部分が面白かったです。ついにバーチャルな世界でお金稼いで生活する時代が来るんですね…。

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2022年12月23日

Posted by ブクログ

実際にWEB3でWEBウォレット作って、触ってみるとこの本に書いてあることはイメージしやすくなるかと思います。

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2022年08月28日

Posted by ブクログ

第1章、第3章は大変勉強になりました。第2章はつまらなかった(個人の感想です)。
メタバースなんてつまらないと思いつつも、時代は勝手にそういう方向に動かされるかもしれない。その時代でも食っていけるくらいには理解しておきたい。既存権威を潰すためにルールを変える、そういうやり方(ポストNFT)について考えなければと感じさせられる。

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2022年08月07日

Posted by ブクログ

事例としては目新しいものは少なかったが、法律的な解釈(NFTアートの所有に関する解釈等)やNFTトークンを売買した際の会計処理等、現在の法制度でどのように解釈できるかをまとめられている点は斬新。
単なる投機バブルか、Web3.0への進化過程か、見守りたいと思います。

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2022年07月30日

Posted by ブクログ

前半はNFTのサービスは何があるのかを紹介。
ある程度読み進めるとNFTの技術的な解説と問題点について。最後は法律に関する内容を細々解説。
NFTの全般を知るには良い本だと思った。
NFT売買の実践ではなく、あくまで当時(2022年)のNFT世界の状況を知るための本であり、あらかじめOpenSeaなどを試した人ならしっくりきます。

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2025年01月14日

Posted by ブクログ

読みましたが、この本はNFTについて全て網羅されております。しかしあまりにも膨大な情報であり、読み物より参考資料のような位置付けです。
この本の活用方法として、NFTを実際に使用した事がない人が読むものでは無いと思います。
NFTを実際に購入や売買、作成、等を経験した人が読むと真価を発揮します。初心者向けではありません。読み物より資料集としてなら最高な書籍です。

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2024年01月29日

Posted by ブクログ

【インターネット以来の革命となるか】
ブロックチェーン、暗号通貨、NFT、生成AIなど次から次へといろいろなものが現れてきます。
さらに、加速しこれからもさまざまなものが生み出されていくのは明白ですが、どの分野も伸び代が十分にあります。

NFTの場合、プラットフォームのような全体を見渡したものを創るのが苦手な日本人でもコンテンツは十分に持っています。ゲーム、アニメ、マンガすべてNFTと相性がいいです。すべて、NFTにしてしまっても十分に需要はあると考えます。

また、生成AIそのものをつくることは苦手かもしれませんが、生成AIを利用してコンテンツをつくり出すことは得意です。
生成AIを使えば簡単に大量にコンテンツをつくることができます。しかし、最終的にはAIを使おうが、自力で作成しようが作品の出来で価値は決まります。

ゲーム、アニメ、マンガの世界では群を抜いて日本人がクオリティーの高い作品をつくることができます。

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2023年08月27日

Posted by ブクログ

NFTに関わる第一人者たち27人による、NFTに関して幅広く扱った一冊。
ブロックチェーンや仮想通過についての一通りの知識がないと理解するのは厳しいかもしれない。
NFTの特徴と課題がよくわかる。
この本自体が2021年10月に出版されたものであるため、読むのが少し遅かったように思う。
きっと1年が経過した現時点ではさらに一般的になっているだろう。
1年前~半年前には注目されて盛り上がっていたように思うが、今は少し落ち着いているのでは。
日経新聞を読んでいればもしかしたら新しい情報が他にも入ってきていたかもしれない。

一点残念だったのは、NFTの技術的な側面の深堀情報がほとんどなかったこと。
NFTをどのように実現化しているか、といった部分。
これは別の技術者向けの本を読み解かないといけないか。

第1章は各分野での活用と現況について。
sandboxにおけるlandの購入や、メタバースとの組み合わせ、音楽業界の変革の兆しについては非常に興味深い。
ただ、1年たった今でもまだ全然その辺の変革が起きている実感がないため、社会が変わるまでもう数年かかる気がする。

第2章は法律と会計に関するお堅いテーマ。
ざっくり要約すれば、NFTは既存のルールにない新しい概念であるため、自由度が高い分トラブルが起きやすい。弁護士を交えて慎重にビジネスを進めるのが吉。
ビジネス側に立った場合の危険性や、うっかり賭博に手を染めないような注意が必要。といったところか。

第3章がこの本の肝。
現況をわかりやすく俯瞰的に解説しているほか、わくわく感や、危険性が心に刺さってくる。
全体的な感想としては、「できる限り早くNFTに慣れたい」。
難しそうな技術、や一般化したら使ってみよう、では完全に置いて行かれる気がする。
積極的に掴んでいってアーリーアダプターになれば、
その便益を受けられたり、得したり、注目したりするチャンスもあるだろうし、
逆に遠巻きに見ていて知らない間に若者の中の常識を知らない可能性がある。

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2023年05月29日

Posted by ブクログ

現在のNFTのサービスなどについて開設した本。NFTに算入している各専門家がしているので、初心者向けの本というより現在どのように使われているか?どのようになっていくかの情報を得るための本という印象。NFTとは?を理解した上で読む方が楽しめると思う。

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2023年04月23日

Posted by ブクログ

NFTとは何かを学べる本。
2021年時点での現状で理解できる、まだ法整備や偽造防止、取引上の課題など、テクノロジーだけが先行して追いついていない面もあり、そういった課題についても言及されている。
今後世の中はリアルだけではなく、メタバース上での世界が浸透していき、そこに新たなビジネスが生まれていく、そこにNFTの重要性があり、一過性のものではなく、次世代のSNSと言われているように当たり前の世界になるのだろうと思った。
NFTとしての価値を持つものはどんなものがあるのか、どう活用すると価値になるのか、ツールとしてどのように使っていくかを考えてみたい。
他の本も読んでみてNFTについて知りたいというきっかけになった。

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2023年04月16日

Posted by ブクログ

 NFTが現在どのようににして扱われているかを解説した本。ある程度前知識がある人にとっては、知っていることを整理することできる。全く知らない人にとっては少し話が難解なように感じた。
 個人的には、なぜピクセルアートがNFT化されている対象として多いのかについて疑問を持っていた。ブロックチューンを円滑に処理するために少ない容量でデータを載せるためということがわかった。
 クリエイターには非常に意味のある仕組みであり、創作物によって生まれる利益がそれの制作に無関係な人に搾取されず、適切な人にに還元されることにつながれば良いな感じた。話が少しズレるかもしれないが、このような仕組みが社会構造を変え、不必要な仕事にしてるのにも関わらず稼げている人ではなく、意味のある仕事をしてる人たちが稼げるようになって欲しい。

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2023年03月23日

Posted by ブクログ

各分野でのNFT関連のサービス、取り組みの紹介や、法律・会計などの環境を解説した2021年時点での百科事典的な一冊。なんとなく概要はつかめるような気がするが、まだまだこれからという段階であることもよくわかる。
最後の國光宏尚さんの「NFTの展望」がいちばんわかりやすく、腹落ちしました。

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2023年02月16日

Posted by ブクログ

最初の方だけきちんと読んだけど、3/4はざっと流し読み。

・ブロックチェーンで追えるということ。これを応用して、例えば転売時でも作者が利益を得ることが出来る。
・デジタルデータに唯一無二性が付加されること。それを拡張して、デジタルとリアルを融合させた商材のやり取りにも使える(リアル製品やリアル体験の特典を付けたチケット販売など。でもこれに関してはただのリアルのチケットの代わりならばどうしてもNFTである必要があるのか良く分からなかったけど…。転売しても良いなら一回限り発行orアクセス可能なQRコードとかID/PWとかで十分じゃない?転売させたくない時に本人確認の手続きが不要だということならまあ)。
・色々な主体が、独自のトークンを発行し始めている。サッカーチームのパリ・サンジェルマン公式ファントークンとかもあるらしい(よく分かんないんだけど、いる?)。
・ゲームの在り方は、Pay-to-PlayからFree-to-Playへ、そしてPlay-for-watchときてPlay-to-Earnへ。
・ブロックチェーンの本質は、自律的/分散型のネットワークであるDAOと繋がっている(ホラクラシーを思い出したよね)。

因みに、the SANDBOXにしてもDecentralandにしてもclusterにしても、アカウント作ってアクセスくらいはしてみたものの、個人的には現段階ではこれっぽっちも魅力を感じられない場所であったので、投機目的以外で(投機も今のところは具体的には考えてないけど)参加するメリットがない状態なんだよね。アバターも街並みも全然可愛くないし綺麗でもないし、世界観を感じるまで触るモチベーションが生まれない。
結局、そこが入り浸りたくなるほど魅力を持った場所であるとか、社会生活上無視できないくらいの存在感を持ち始めるとかの段階になるかどうかなんだよな。そうならなかったワールドに時間やお金を費やしてもしょうがないので、メタバースはもう少し様子見というところ(そしてNFTアートの使い道なんて、メタバースに飾るくらいでしょ?)。本書を読んでも、個人としてはそんな感覚は変わらず。
ただ、無形資産のイノベーションが生まれたんだということについてはなんとなく掴んだ。

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2023年01月08日

Posted by ブクログ

NFT(非代替性トークン)について、活用事例、法律、会計の切り口でまとめたもの。最後にはNFTの未来像も述べられており、初めてNFTを理解するには適した本だと思う。個人的にはまだ理解が追いついていない部分が多くあり、なかなか手を出しずらいと感じた。

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2022年10月15日

Posted by ブクログ

NFTの具体的な事例や法律・会計の論点がよくまとまっている。
さしあたってNFTの現状や実務をざっと掴むにはとても良くできていると思う。

ただし、分担執筆のため全体的な統一感はないし、筆者によって内容のレベルもかなり違う。第2章の法律・会計まわりは一定の水準が確保されていそうだが、他は質・量ともにかなりばらつきがある。明らかにポジショントーク的なものも混ざっている。

特に第3章セクション1の「成人のわずか23%しか銀行口座をもっていないフィリピンでは、スマートフォンやPCを通したこのブロックチェーンゲームが、どの政策よりも金融包摂の機能を果たしているという事実は特筆すべき事象」という記述、これは看過できない。
Financial Inclusion Survey 2021によれば、フィリピンの2021年の銀行口座所有率は56%。23%というのは2017年と古い話でしかない。
一方で、暗号資産の認知率は2021時点でも6%、実際に運用しているのはさらにその19%、つまり全体の1%でしかない。
金融包摂に果たす役割はまだまだ限定的なのはあきらかで、ましてや「どの政策よりも金融包摂の機能を果たしている」はずがない。明確に間違いだと言っていい。
間違いというだけでなく、金融包摂を実現しようする関係者の努力を不当に貶めているわけで、極めて失礼なもの言いだと思う。
自分とこの正当性を主張するために、事実と異なる情報を提示し他者の貶めるというのは誠実性に欠けるし信用するに値しない。そういうのがひとつあるだけで、本書全体の信頼性に疑義が生じてしまう。もう少しまともな人選をしてほしいところだった。

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2022年09月25日

Posted by ブクログ

NFTについて、様々な活用事例などとともに説明した本。セクションごとに執筆者も異なり、多様な視点からNFTについて知ることができる。一方で話が技術的に寄ってる箇所もあり、詳細まで理解しきれない部分もあった。自分の知識が蓄積されたらまた読んでみたい。

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2022年08月30日

Posted by ブクログ

●NFT
 ➡︎代替え不可能なデジタル資産

●DAO
 ➡︎自律分散型組織
  •ひとつの共通のミッションが存在
  •主体管理者が居ない
  •コミュニティ主導
  •実名、匿名のアカウントが入り混じる

● メタバース
 ➡︎一言でいうと「仮想空間」です。インターネット上に構成される3次元の世界で、私たちはアバターと呼ばれる自分の分身を介し世界に入ります。


●サッカー選手、メッシの契約報酬の一部に暗号資産が含まれていた


●ファッション業界は、石油産業に次いで2番目に環境負荷の大きい業界
全CO2排出量の10%、および全廃水量の20%を占めている
 ➡︎デジタルファッションはデジタユタ完結し、フィジカルな商品生産を必要としない為、環境に優しい



●GUCCIのNFT


●Spotifyは一再生あたり平均0.003〜0.005ドル程度しかアーティストに支払われてない
 ➡︎NFTを活用する事で一回の販売でストリーミングプラットフォームより、多くの収益を得られる


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2022年08月18日

Posted by ブクログ

■ Before(本の選定理由)
NFTはバズワードだが、具体的にどんな付加価値があるのだろう?

■ 気づき
黎明期にあって感じるのは、NFTは目的でなく手段であること。バーチャル土地にバーチャル建築士に依頼して個人のNFTギャラリーを開く、ということがお金を生む日も近い。ただ、非代替性の証明もオンライン上なので、手触りというか実感が薄いのは課題継続すると思う。

■ Todo
技術は有用だが、取引ルートが限られていて全然オープンじゃない。デジタルの作品を売ってみるのは面白い体験かも。

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2022年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

nftについてより深く学ぶべく読書

メモ
・今後の成長のキーファクター
  ipコンテンツホルダーの参入
  UIUX改善
  プロトコルの技術革新
・nft主要カテゴリー
  コレクティブル
  スポーツ
  アート
  ゲーム
  メタバース
・デジタル証券発行メリット
  管理者なしに24/365取引可能、流通性向上
  スマートコントラクトによる管理自動化、コスト削減
  セカンダリ市場創設、金融商品多様化

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2022年07月09日

Posted by ブクログ

本書は、各業界と NFT の関わりについて解説する第1章、法律や会計処理について専門的に解説する第2章、NFT の将来を語る第3章からなる。
第1章では、非常に多くの事例が紹介された。各分野について牽引企業のリーダーを著者に引き入れている以上、宣伝的な部分もあったとは思うが、多様なビジネスを知ることができたと同時に、その共通点をある程度見出すことができた。まず、アートやゲーム、eスポーツの界隈で、希少性や所有感を魅力とした流行があることがわかった。また、コミュニティ運営で NFT を使用し投票権を用意する手法が界隈を問わず利用されており、良い工夫として人気を集めていることがわかった。Layer 2 のような技術についても (技術的専門性はないものの) 詳しく解説されており勉強になった。課題についてもある程度言及されていた。
第2章は、個人的には最も面白く感じた。現状の法律や金融規制、会計処理でどう取り扱われるかが、かなり専門的に詳しく記述されていた。また、その対応方法の多様さからも、NFT 技術はあくまで技術の1つであり、それを用いて何をするかはビジネス次第であることが伝わった。
第3章では、有力者が今後の展望について語るものであった。正直なところ理念的な話が主で、やや眉唾で聞くべきだとは感じたものの、業界が考えているビジョンを詳しく知ることができる点で有用であった。

個人的には、一過性のブーム的な要素が強く、第3章の言うようにどこでもブロックチェーン技術を基盤とするような社会が来るかは疑問であるが、主にアートやゲームの分野で既に大きな市場ができているのは事実である。今後、消費者保護やマネーロンダリング防止の文脈で法改正がおこる可能性もあるだろう。また、今後さらにコンテンツ産業が成長するにあたって、(NFT を問わず) 著作権法の改正が求められる可能性がある。どのように変化していくのか注目したい。

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2022年06月29日

Posted by ブクログ

NFTの入門書としていいと思うが、それでも業界としてもまだ過渡期なので、法的な部分含めてわかりにく所もあり、入門書だけどまだ理解が及ばないというのが正直なところ。
もう少し読み込まないといけないかなー。

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2022年06月10日

Posted by ブクログ

まったく知らないに近しいので読んでみた。
なかなか自分が使おうと思わないので、想像が多すぎて、読むのに疲れる本でした。

ズイフトとかで、自転車アイテムがNFT化されるとかなら、身近な存在になるのかなあ。

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2022年06月06日

Posted by ブクログ

NFTと何なのか?また今後の世界をどのように変えていくのか?がまとめられた一冊。
現在の日本において、これからNFTに関わるのであれば読んでおくべき本。ただ、著者達は全員NFTがこれから流行ると思っている人たちが書いているので、デメリットや反対意見は極めて少なく個人的には偏った意見の多い本という印象だった。また、著者達もNFTが始まったばかりで未知な部分があるため、奇抜な意見などは書かれていなく、現状誰もが予想できる範囲の内容だった。法律関係について書かれた部分は勉強になった。

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2022年05月21日

Posted by ブクログ

NFTを取り巻くビジネス環境や、なぜここまで注目を集めているかという点について様々なプレーヤーから多角的に語られる。
技術的な記述は控えめであるため、そこを期待していると少し肩透かしを食らう。
わざわざ制約を設けなければ無限にコピーできてしまうデジタルと権利者との闘いは、それこそNapstarやCCCDの頃からある話だ。
その権利を守る、という点と権利をプレミア化してビジネスにするという点は、必ずしも同一線上に存在するものではないのではないか。そのような疑問が頭をもたげている。

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2022年04月14日

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