あらすじ
組織論の名著『ヒトデはクモよりなぜ強い』が新訳になって復刊!
伝統的なリーダーシップを欠いているが故に、産業や社会を根底から覆すような強力なグループが生まれている。
誰も仕切る者がいない組織はどうなるのか!?
一元化された組織(中央集権型)は形がクモに似ています。
頭を切り落とすとクモは死んでしまう。
一方、分散型の組織はヒトデのようなもの。
腕が一つ切断されようと生命は維持し、すぐにまた生えてくる……
本書はヒトデ型の(リーダーのいない、権限が分散された)組織がいかに創造的で、
従来の秩序を破壊し、経済的なインパクトを与えるのかを検証した組織論です。
【目次】
第1章 MGMの失策とアパッチ族の謎
第2章 クモ、ヒトデ、インターネットの社長
第3章 ヒトデだらけの海
第4章 5本の足で立つ
第5章 触媒の秘めたる力
第6章 分権型組織との対決
第7章 コンボ・スペシャル:ハイブリッド型組織
第8章 スイートスポットを探して
第9章 新しい世界
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
面白かった。中央集権型組織をクモ型、自律分散型をヒトデ型として対比。結論としてはそのハイブリッドの良い塩梅を探すのが良さそうというところだったが、大半示唆深い話だった。
ティール組織、DAOなんかがその後に出てきているが、情報伝達ツールができたからこそのものと思っていたが、なんとアパッチ族の例があるとは…
技術によりやりやすくはなったが昔からあったということ。そして、その分散型組織は イデオロギーを変える、所有権を与えてヒエラルキーを作る、こちらも分散型になる などで対応できるとのこと。悲しいのは 利益や資産を与えて役職と紐づけるとヒトデ型はすぐに崩壊してしまうという例示。
とはいえ、大企業も部分的に、あるいは事業システムのみ ヒトデ型ということもできているので、やり方次第といったところだろう。
いずれにせよ、ヒエラルキー構造一択とも言える国家、企業などの構造もこれから多様になりうる。
Posted by ブクログ
自律分散型組織を論じた本。
AI、EQ、ギバー論など、ほかの知見と掛け合わせることで、より本書で紹介されている組織に近づけると思う。
触媒型への変容についても深めていきたい。