【感想・ネタバレ】イチロー実録 2001-2019のレビュー

あらすじ

イチローはメジャーでなぜ成功したのか。
2001年、海を渡ったイチローの18年に及ぶ戦いを、最も近くにいた番記者が
取材ノートをもとに紐解いていくノンフィクション。

自分で決めたことを継続する。常識を疑う。成功体験をぶっ壊してまで、自らの感性を大切にする。信念を貫く。
それら彼のプレーヤーとしての在り方は、最後まで同じだった。
「道具やトレーニングが進歩しているのに、人間が変わらないのはおかしい」と話し、本気で「51歳まで現役メジャー」を
目指そうとした。他人に笑われようが、ケチを付けられようが、そこに可能性がある限り、最善を尽くすのが彼の生き方だった。
(プロローグより)

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Posted by ブクログ

イチローさんがMLBで活躍した19年間を番記者を務めておられる記者がまとめた一冊

シーズン200安打を続けていた頃の隠された苦悩、WBCに対する想い、晩年、出番が減っていく中でも常に準備を怠らない姿勢、などなど

表向きは天才と呼ばれながらも、誰よりも努力し苦悩していたイチローさんの姿を改めて感じさせてもらえる一冊

イチローさんの本は、仕事でしんどくなったときによく読みます。長い歴史のMLBにおいて、過去の記録を次々と塗り替えるイチローさん、その影には類まれな努力と苦悩があり、それに対する姿勢などが垣間見られて、自分の苦悩はとてもちっぽけなモノだなと、いつも感じることができるからです

今回も、見事に元気付けられました

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2023年03月13日

Posted by ブクログ

大リーグに挑戦した年から引退までを、それぞれの年のトピックとともに振り返りつつ、イチローという類まれな野球選手の実像に迫ろうとした佳作である。
そもそも、インタビューすること自体が難しいと思われるのだが、イチローを間近に見続けてきた記者だからこそ積み上げることができた貴重な記録である。

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2021年12月10日

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