あらすじ
イチローはメジャーでなぜ成功したのか。
2001年、海を渡ったイチローの18年に及ぶ戦いを、最も近くにいた番記者が
取材ノートをもとに紐解いていくノンフィクション。
自分で決めたことを継続する。常識を疑う。成功体験をぶっ壊してまで、自らの感性を大切にする。信念を貫く。
それら彼のプレーヤーとしての在り方は、最後まで同じだった。
「道具やトレーニングが進歩しているのに、人間が変わらないのはおかしい」と話し、本気で「51歳まで現役メジャー」を
目指そうとした。他人に笑われようが、ケチを付けられようが、そこに可能性がある限り、最善を尽くすのが彼の生き方だった。
(プロローグより)
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Posted by ブクログ
イチローさんがMLBで活躍した19年間を番記者を務めておられる記者がまとめた一冊
シーズン200安打を続けていた頃の隠された苦悩、WBCに対する想い、晩年、出番が減っていく中でも常に準備を怠らない姿勢、などなど
表向きは天才と呼ばれながらも、誰よりも努力し苦悩していたイチローさんの姿を改めて感じさせてもらえる一冊
イチローさんの本は、仕事でしんどくなったときによく読みます。長い歴史のMLBにおいて、過去の記録を次々と塗り替えるイチローさん、その影には類まれな努力と苦悩があり、それに対する姿勢などが垣間見られて、自分の苦悩はとてもちっぽけなモノだなと、いつも感じることができるからです
今回も、見事に元気付けられました