【感想・ネタバレ】三十路病の唄 ７巻のレビュー

河上だいしろう

あと1回勝てば本選出場!! 夢を目前にしたラスボスの次の対戦相手は、盟友7iro。お互いを知り尽くした相手との激闘が始まる…。30歳から夢を追う大人の青春物語完結!!!(※本電子書籍は『三十路病の唄【単話版】』75～86を収録しております。重複購入にご注意ください。)

[wakaba · ★★★★☆]

最終巻まで読んで理解

1巻無料や3巻まで割引きがあったので最終巻まで購入しました。1巻の内容や評価が良いのに巻を追うごとに評価が減っていることが気になっていたのですが、購入してそこは理解できました。
刊行当初は30代の惑いがテーマだったのに最終巻はあくまで『eスポーツ』を通したラスボスの青春物語になっています。それ自体は悪い出来ではないのですが、1巻の流れから『スカッと系』や『他人の不幸は蜜の味』を期待している人には、テーマのすり換えのような展開に違和感を感じてしまうでしょう。元々『eスポーツ』自体ニッチなので、ここは『ヒカルの碁』のようにルールや技術で読者を置いてけぼりにしない工夫が必要だったと思います。

＃アツい ＃感動する ＃タメになる