【感想・ネタバレ】7.5グラムの奇跡のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年02月23日

水墨画家である砥上裕將が眼科の検査技師=視能訓練士の世界を見せてくれた。白内障も緑内障も手術経験のある自分には馴染みのある情景だが、精密な検査機器の数々にも興味を惹かれた。視野検査のGPなどありもしない医院で治療している身としては北見眼科医院が近くにあってほしい。
「線は、僕を描く」「一線の湖」のぐ...続きを読むいぐい引き込まれる描写には遠いが、登場する人たちのあたたかさは健在だ。

0
購入済み

変わらず

2024年02月13日

珍しい題材で物語を創作して、
誰も悪い人は出てこない、恋愛もなく
憎悪もなく、誰も死んだりもしない
安心して読める作品。

老眼が始まった自分も眼を大切にしなきゃ
だ眼。

#癒やされる

0

Posted by ブクログ 2024年02月10日

『線は、僕を描く』では水墨画という馴染のない世界を知る機会になり、本作では視覚訓練士という存在は分かるが知らない世界を見せてくれた。目に対してとても興味を持つ野宮くんは初めは勤務先の眼科クリニックでも怒られてばかり。しかし話が進むにつれて成長し、彼の人間に対するあたたかな眼差しと観察により、救われて...続きを読むいく人が増えてゆく。成長がまぶしい。
眼科クリニックの皆も優しく、砥上さんの得意とするじんわりと温かい物語になっていた。

0

Posted by ブクログ 2024年01月22日

視能訓練士

見えるということは、この世で、最もありふれた奇跡なのだ。
失目までの時間を、明日へ明日へと押しやり日々を過ごしていく。

検査の名前や病気の事も良く分かった。
定期的にお世話になってる眼科にも野宮さん始め、北見眼科医院の関係者の皆さんみたいな人がいるといいのに。

0

Posted by ブクログ 2023年08月19日

珠玉の一冊。
北見眼科医院のスタッフと患者さんの物語。
北見眼科医院の皆さん、本当に優しい。
良し悪しはともかく、生活の中に譲れないこだわりがあるのが人間。
それをチーム北見がやさしく溶かしていく。

人生を作るのは自分の手と行い。
自分の手で積み上げてきたものは、形は変わっても、その手触りは消えて...続きを読むいったりしない。
丁寧に生きようと思うことで変わっていくものはたくさんあると…
いつもこれからが大事なんだと。
読破するのに、いつもより時間がかかった。


0

Posted by ブクログ 2022年10月05日

読んだ後、心がぽかぽかと温かくなった。
主人公が素直で真摯な姿勢で患者の目も心も救いたいという気持ちが伝わってきた。
患者に向けるほんわかとした雰囲気が良かった。
視能訓練士には日頃からお世話になっているので、仕事内容や知識が知れて、勉強になった
表紙も絵画みたいで、いつまでもみていられるほど綺麗
...続きを読む
私は眼が悪く、コンタクトをつけていた時期があったので、コンタクトは医療機器の中でも最もリスクの高い高度管理医療機器で、透析やペースメーカーと同じくらい人体に与える影響が大きい機器と文章を聞き驚いた。
目の重さは、僅か7.5グラムしかなく、その重さで「視える」という人間が生活する上で必要不可欠なことが行われてるという事実に驚愕した。緻密で言葉では説明できないことが毎日のように行われていて、私たちは目に日々助けられていることに感謝したい。目が視えるということは、奇跡なんだと切実に思った。

印象に残った言葉
誰かと向き合い、誰かの瞳を覗き込むとき、「奇跡」の精密さを感じる。ああここにも奇跡がある、と、心のどこかで思っている
見えるのは、曖昧で複雑で奇跡みたいなこと

0
購入済み

真っ直ぐな気持ちが伝わります

2021年10月18日

主人公の真っ直ぐな気持ちが周りの人を助け、読後清々しく優しい気持ちになりました。前作も含め、砥上先生の描く世界は大好きです。次作も期待しております。

0

Posted by ブクログ 2024年05月03日

「見える」という事がとてつもない奇跡だと感じながら読んだ。主人公の野宮恭一は器用ではないが、新人なりに真摯に仕事の手技や患者に向き合う姿に好感を覚えた。
毎日の生活に流されている現在を反省し、もう少し丁寧に生きようと思った。

0

Posted by ブクログ 2024年03月05日

私自身、目はすごくいい。だから眼科に行くこともないし、視能訓練士という職業があることも今回初めて知った。不器用でも誠実に、まっすぐ患者さんやその病状と向き合う主人公の生き方に惹きつけられた。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年11月19日

7.5グラムなんだ。神秘的だな。

とても専門的な話でありながら、人間的でプロフェッショナルってこういうことというのをとても感じた。

0

Posted by ブクログ 2023年10月13日

最初の二話くらいは、ふつうのお仕事・新人小説の趣。 
 けれど、その後は、ヒューマニズム溢れる感動ものになっていく。
 持病を持っている身には、本当に共感する。
 でも、「線は、僕を」の人が、こういう小説を書きたかったのだろうか。
 

0

Posted by ブクログ 2023年09月21日

稚拙な感想かもしれませんが、、目を大切にしようと改めて思いました。子どもの時、親に目を大切にしなさいとよく言われましたが、見えてるから大丈夫、うるさいなーと思っていました。しかし、視力が下がり、裸眼で生活できなくなった今、その言葉の意味がよく分かります。

脳と目は一生もの。

眼科で使用する道具や...続きを読む検査法、目の病気について、ネットで検索しながら読みました。視野の島という用語がよく出てきて、検索して出てきた画像でなんとなく分かるようで、よくは理解できませんでした。

0

Posted by ブクログ 2023年09月13日

視能訓練士さんが主人公。こんな仕事があるとは知らず、大変失礼しました。新人の視能訓練士さんが、職場の先輩や患者さんとの接点を通じて成長していく物語です。目の大切さを再認識。まさに奇跡ですね。読後感さわやかな素敵な物語です。

0

Posted by ブクログ 2023年08月16日

読んでみて思ったこと
眼科に行かなければ!
眼を大事にしようと、そう思える本です

眼のことって特殊すぎてわからないことが多いけれど、それでもわかりやすく書かれています
知らない病気も、ありました

見えることは、奇跡
光や色を感じられること、この先の未来を大切にしたいとそう思えます

いい本だった...続きを読む

0

Posted by ブクログ 2023年07月03日

『線は、僕を描く』の著書さんなので、いつか読んでみたいと思っていました。読み終えて改めてこの本の美しい装丁を眺めると、また新たな感動があり、タイトルの意味もようやく理解できました。新人視能訓練士の主人公がひとりひとりの患者さんの治療と人生に向き合いながら成長していく姿には拍手を送りたいと思いました。...続きを読む登場人物が抱える辛い過去や厳しい現実を知ってもなお、それぞれの未来に希望の光を探すことができる、そんな物語でした。

0

Posted by ブクログ 2023年06月18日

眼科に訪れる患者さんと視能訓練士のお話。
あまり関わることのない職業だけど、成長と人の暖かさを感じる作品。

0

Posted by ブクログ 2023年05月22日

目の治療をしつつ、
心の治療もする。

他人のことを思うことが
自分を成長させることにもつながる。

目が見えなくなるのに
心因性のものがあるっていうのが衝撃だった。
きっとそれで苦しんでいる家族が
この世にはたくさんいるんだろうなあ。
願わくば、こんな眼科が近くにありますように。

0

Posted by ブクログ 2023年04月28日

7.5グラムって何の重さなんだろう?と思いながら読み始めました。
眼球の重さなんですね。
普段行っている眼科にもいろいろな検査機器があるのは知っていましたが、視能訓練士という職業があり、その技術のもとに成り立っていることを初めて知りました。
患者側として、種々検査で集中力を必要とすることしか考えたこ...続きを読むとがなかったけど、検査する側もこんな風に緊張したりされているのかな。
いろんな仕事の裏側が知れるのは興味深いです。

主人公の野宮が、不器用ながらもまっすぐで好感が持てます。
自分が今持っているものを全て差し出す。
そのひたむきさはどんな職業でも必要ですね。
その姿勢に信頼関係が生まれるのだなと思いました。

0

Posted by ブクログ 2023年03月05日

視能訓練士という職業を初めて知ったが、繊細な感覚が求められるようだ。
前作に比べると感動的ということではないが、個性的な登場人物と相まって、主人公が一人前に成長していく姿をうまく描いていた。

0

Posted by ブクログ 2023年02月27日

前情報がないます手にとったので、7.5グラムって何だろうと思っていた。眼球の重さなのか…何だか生々しい。
良くはならない緑内障と闘う苦しい話が二話。特に「面影の輝度」の結末は辛すぎる。
「瞼の中の月」のカラコンの話も怖い。コンタクト使用者としては、コンタクトが医療機器の中でも最もリスクがの高い『高度...続きを読む管理医療機器』に属すると聞くと、ちゃんと眼科で定期的に検査しないとな、と少し怖くなる。
今度眼科に行く時は、この人は視能技師さんで看護師さんではないんだな、と意識してみよう。
改めて眼の大事さを知る事が出来た。

0

Posted by ブクログ 2023年02月26日

瞳は未来を探し、次の瞬間を生きる器官。当たり前に見えていることを改めて幸せだと思う良い機会であった。

0

Posted by ブクログ 2023年02月19日

見えるという事は、この世で最もありふれた奇跡なんだな。未来を探して、未来を信じて、次の一瞬を生きる。その瞳が見つめる未来はきっと幸せなものなはず。

0
購入済み

好きなストーリー

2023年01月13日

知らない世界を覗かせてくれ、自分の仕事にも置き換えられるストーリー。読んで良かったなと思える一冊だった。

0
購入済み

H
2022年01月28日

「線は、僕を描く」の印象が強くて(強過ぎて)、本作はどうしても二番煎じのイメージから脱却できなかった。特に主人公が、どちらもマイナスの面を持っていて、人間的優しさを持っていると、同じようなタイプで、筋が予測できる。とわいえ、読み始めるとグイグイと引き込まれました。読み初めは⭐️3つでしたが、終了時に...続きを読むは⭐️4つとなりました。

0
購入済み

目のことを深く考えました

2021年12月09日

自分も、眼科に通い同じような検査をしてもらっているので、検査のことは目に浮かぶようでした。
あらためて、見えることのありがたさを感じ、目を大事にしていこうと思いました。
人間的な、泣けるお話もあり人生観や心理的なこと、自分の子どものことも考えてしまいました。
感動出来る本を読めて、良かったです。

0

Posted by ブクログ 2023年07月07日

眼科に勤め始めた、新米視能訓練士の1年間の成長物語。
全体的に重めなお話。
ストーリー的にはそこまで響かなかったが、心に残る台詞や言葉は沢山あった。


以下一部を抜粋

p58
「こんなにも『見える』ってことは、曖昧で、複雑で、難しくて、奇跡みたいなことなんだって思うと、『見える』って当たり前の一...続きを読む瞬に感動してしまう時があります」

p244
病院に勤め始めて、時間が経つうちに、病院=医師ではないのだと思うようになった。
医師の診断を支えるために幾つものシステムや機材がそこにあり、たった一人の治療のために何人もの医療従事者が力を尽くしている。機材や、知識や、経験を、たった一つの判断のためひ惜しみなく注ぎ込んでいく。患者さんにはみえないかもしれないけれど、何気なく流れていく一つ一つの所作は、研鑽と研究の膨大な経験によってようやく得たものが多い。(中略)その流れの最後の場所に医師の診断があり、患者さんの治療と人生がある。

1

Posted by ブクログ 2024年04月20日

きれいなお話しだった。不器用な優しさが取り柄の青年が視能訓練士として成長して行くお話し。
⭐️3つなのは、話の内容が予想できることの連続だったからかな 

0

Posted by ブクログ 2024年04月02日


知らなかったなぁ〜
眼科医院で働いている人って視能訓練士という国家資格を有する方々がいるんですね。

本作は、瞳に関わる短編集

いずれも、じんわりと体の真ん中が暖かくなるお話ばかりです。ちょっとしたキッカケで、見えてるものが、見えなくなったり、その逆もあったり…

7.5㌘っ軽いようですが、見え...続きを読むることって、それだけで奇跡…なんです

0

Posted by ブクログ 2024年02月06日

7.5グラムとは、眼球の質量かと思われるが、まさにその眼の病気を題材にした短編5話。

主人公の野宮は、北見眼科病院に勤め始めた視能訓練士(眼の検査技師)。
その病院にやってくる患者と、野宮はじめ病院に勤務する人たちとの交流を描く。

特に感情が高ぶることはなかったが、全体的に心暖まる内容。

それ...続きを読むにしても、眼科ってこんなにスタッフいたかな?
あまりお世話になることのない場所だが、以前行った眼科を思い出しても、本に出てくるイメージとは結びつかない。
また、意外と眼の病気も多いのには驚いた。
白内障・緑内障は、かなり罹患率が高い病気で、おおよそのことは知っていたが。
心因性視覚障害  「視力の低下を説明するに足る器質的病変を認めず、視力低下の要因として精神的心理的要因を考慮せざるを得ない症候群」のこと。目の機能としてはなんの問題もないのに、精神的な問題で、視力低下が起こっている状態をいう。
円錐角膜  角膜の形が円錐形になる病気。角膜が突出し、非薄化、脆弱化する。一万人に一人くらいの割合で現れると言われる。角膜が通常とは違うカーブで前に出てきて、角膜の先端部分が薄くなり脆くなり、これによって乱視が進んだ結果、ものが見えにくくなる。
中心性奨液性脈絡網膜症  網膜の一部に水がたまる病気。たまった部分に網膜剣離のような状態が起こる。その部分が歪んだり、黒っぽく見えたり、暗く感じたりする。

いずれにしても、本書に出てくるようなスタッフがいれば安心するな。


0

Posted by ブクログ 2024年01月30日

2021年刊。7.5gとは人の眼球の重さ。人の視能検査技師である主人公を視点とした話。珍しい。内容や文章的には面白いはずなのだが、何か自分の心理的な健康状態が良くないのか?何だか感情移入出来ない……。主人公が妙に「良い奴」過ぎるのだろうか? 文体の傾向のせいだろうか?、「~した」「…た」で区切られ...続きを読むる頻度が高過ぎて、何だか子供の作文のような印象を受ける…。脚本を読んでいるような気がして、妙にシラケてしまう。
現実の眼科で、こんなにもドラマチックな事案が頻繁に起こるのか?というツッコミもしたくなる。大学病院でも無いのに…。とか、何やら入り込めなかった。

0

Posted by ブクログ 2023年12月20日

『見えるということは、この世で最もありふれた奇跡なのだ』

また読書を通して新しい世界を見せてもらいました。
著者の「線は僕を描く」で水墨画の世界に没入し、圧倒されましたが、本作では「視能訓練士」の目線で見る世界を疑似体験。
初めて知ることばかりで新鮮でした。
自分の身体の事なのに、ほとんど知らない...続きを読むんだなぁとつくづく思いました。

五人の患者さんの検査を通して見えるのは病気そのものだけじゃなく、患者さん自身のこと。
その不安や苦しい気持ちを推し量り、健やさを取り戻せるよう力になりたいという新人視能訓練士・野宮の真っ直ぐな感情が伝わってきて好感がもてました。
こういう医療関係者がいる病院に診てもらいたい。

失敗が多くて落ち込んだり、悔しい体験を繰り返しながら少しずつ成長していく野宮。
不器用だけど“いい人”オーラを感じる。

助けを求めて訪れる患者さん。
回復を願って真摯に向き合ってくれる先生や訓練士などのスタッフさんに感謝。
本書を読んで、その存在の大きさに気づかされました。
そして「心因性」の病気の特定の難しさを感じた。

『誰かの光を守り、幸福な瞬間を生み出すという行為そのものに、僕は全力で仕えたかった』

視能訓練士のストーリー、とても新鮮で興味深かったです。

0

Posted by ブクログ 2023年07月20日

なぜか人の瞳を見るのが好きで
視能訓練士になった野宮くん。
北見先生の開業する眼科医院で
毎日、優秀な広瀬先輩や
看護士さんたちにかこまれて
切磋琢磨している。

重量約7.5グラムの眼球に
どんな病気が潜んでいるかを
診断するのは先生だけど
その判断材料として各種検査が
正確になされていることが重...続きを読む要。

連作短編で5つの症例が取り上げられます。
いろいろな検査の意味がわかって
とっても興味深かった!
でもあの空気吹き付けられるの苦手( ´△`)
検査技師として成長する野宮くんが
頼もしく感じられます。

それにしても、カラコンの話、怖いわ…。

0

Posted by ブクログ 2023年03月28日

若き視能訓練士、野宮くんの成長譚。

-誰かの光を守り、幸福な瞬間を生み出すという行為そのものに、全力で仕えたい。それが「仕事をする」ということだ。

そんなふうに自分の仕事に誇りと愛情を持てるって、すごく素敵だし羨ましいなぁ。

光のある世界に生きていられることは奇跡。
目は本当に大切にしないとい...続きを読むけないなと改めて思いました。

ただ、最終話の青い鳥を探すあたり、読んでいてちょっとだけ退屈に感じてしまった部分があり、個人的には前作の『線は、僕を描く』の方が好きだったかな…。

0

Posted by ブクログ 2023年03月01日

眼科で視力検査などを担当してくれる「視能訓練士」が主人公の小説です。
1話完結型で全5話の作品でした。
不器用な主人公が、不器用なりにまっすぐに患者と向き合い、手探りでも投げ出さずに一歩ずつ進んでゆく様子は見ていて応援したくなりました。

中学時代から眼鏡をかけるようになり、眼科とは縁が深い身として...続きを読むは、身近でありながら実態が良くわからなかった「視能訓練士」の方々がどのような仕事をしているのかがわかったのは良い経験でしたが、「物語」として考えれば、可もなく不可もなく、というのが正直な感想でしょうか。

「非現実的」とまではいきませんが、全体として「都合が良い」展開が多かったようにも思います。

0

Posted by ブクログ 2023年02月17日

「盲目の海に浮かぶ孤島」「瞳の中の月」「夜の虹」「面影の輝度」「光への瞬目」
5話収録の連作短編集。

視能訓練士という仕事に就く主人公の成長譚であり、目を巡る5つの物語。

要領が悪く不器用な主人公が、院長や周りのスタッフ達の働く姿を見て学び、一人一人の患者に誠実に対応する姿勢に胸を打たれる。

...続きを読む我が家の近所の眼科はいつも混み合っていて数時間待ち、流れ作業の様な診察。
この物語の北見眼科医院のように、患者の不安な声に耳を傾け親身になってくれる病院は理想だ。

透明感のある繊細な文章に浸りながら”見える事の奇跡”に感謝する。

0

「小説」ランキング