感情タグBEST3
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失敗して前の巻があるのに気づかずに読んでしまった。でも違和感なく読み進めて、半分以上読んだところで作者紹介のところで気づいた。室町時代、薬師と僧侶の兄弟。淡々と人々に寄り添い、傷ついたり病にかかった人々を助け、妖怪に対処する。途中で急に猿楽の「鵜飼」の話になったりしながら進むのが面白い。いかにも続きがある様子で終わっていて、後も気になるけど、それより前巻を読まないと!
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上田作品の中では比較的ほんわかした雰囲気の陰陽師モノ…なんだけれども、明らかに終わってない場合にはタイトルに<上>とか<1>とかつけられないものでしょうか??
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法師陰陽師の律秀と呂秀、そして式神のあきつ鬼は新たなる敵蒲生醍醐なるものと出会う。全てを呪う蒲生の強力な呪詛の力と闘うべく守り刀を手に入れる兄弟。人の魂を救う刀「水瀬丸」と穢れと禍を祓う刀「薬師神鬼丸」。闘いの行方は次巻に持ち越しのようだ。
足利義教の赤松満祐への冷遇が招いた謀反、史実と伝承、神話が混ざり合って非常に面白い。
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あきつ鬼の本来の姿はどんなものなのか
恐ろしいものだとしても、呂秀たちはもちろんあきつ鬼自身も戻ることを望んでいないように思うから、ガモウダイゴは引っ掻き回さないでほしいな
世を呪うようになってしまった背景を知ると同情心がわいてしまうけれど
まだまだ先がわからない不安な状態で終わってしまった…早く続きを!
Posted by ブクログ
【収録作品】突き飛ばし法師/縁/遣いの猫/伊佐々王/鵜飼と童子/浄衣姿の男
室町時代、蘆屋道満の子孫として民と暮らす薬師の律秀と僧の呂秀。二人は陰陽師でもあり、術者として優秀なのは律秀だが、異形の者が見えて会話できるのは呂秀。呂秀は式神・あきつ鬼を使役している。舞台となるのは、「嘉吉の乱」前夜の播磨国。
敵方登場。
Posted by ブクログ
播磨国妖綺譚の第二弾。読切かと思って手に取ったら思いっきり続きものだった。先が気になります。あまり室町時代にフォーカスを当てた話を読んだことがあまりなかったので新鮮でした。まだ応仁の乱も始まってない頃の話ですが、かなり血腥い感じです。イメージ通りというか。
この話がどういう顛末になるのか、次が出たら必ず読みます。
他の方も書かれてますがネコの神様がかわいい。