【感想・ネタバレ】亡霊ふたりのレビュー

あらすじ

人生で選択を迫られたとき、環境に迎合するか、もしくは自分に合わせて環境そのものを変えてしまうか。それこそが人に与えられた自由である。そして「人を殺す」という手段を選択肢の一つに加えることができれば、より自由に生きられるはずだ――。そんな信念のもと、高校在学中に人を殺すことを目標に掲げた高橋和也は、“名探偵”に憧れる同級生・若月ローコに出会う。名探偵に必要な資質とは謎に遇うことだと言う彼女を最初に殺すと決め、行動を共にするようになるが……? 鮮烈な青春ミステリの傑作。/解説=松浦正人

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Posted by ブクログ

ネタバレ

とても楽しく感心しながら読んだのだけど、締め方はなんだかな〜と残念。いろんな面で厚みがあり奥深い小説であるとは思うのだが、あの終わり方だと結局凡庸な青春ヘテロカップル(バディ)もの(のエピソード0)になってしまうのではないか。高橋はあのままズルズルと若月ヨーコを殺せずにバディ関係を続けてしまう未来しか描けない。そして、まさにそう思わせるための物語なのだとしたら私は本作を嫌いと言わなければならず、それはとても哀しい。殺すか、逆に殺されるか、第三者に先に殺されてしまうか、とにかく他の着地が見たかった。

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2023年03月08日

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