【感想・ネタバレ】製造業プラットフォーム戦略のレビュー

あらすじ

製品ではなく、技術力を売れ!
日本のものづくりが復活するための処方箋を、ケースに基づき解説!

日本のものづくりが苦戦している。
新興国メーカーの台頭により、日本製品の国際競争力が低下。
また、最終製品の販売からサービス・シェア化、ソリューション化に競争軸が移るなか、
その変化に対応できていない企業がまだまだ多いのが現状だ。

本書では、日本の製造業がその強みを活かしつつ
グローバルで競争力を発揮していくためのアプローチとして、
「ものづくりプラットフォーム戦略」を提示する。
これは、製品・サービスのみで勝負するのではなく、
ものづくりで培った技術・ノウハウを、
他社のものづくり企業を支えるプラットフォームとして展開していく
新たなビジネスモデルである。

デジタルツインを活用した製造ライン
「巧」の技術力を提供する熟練工IoT
外部企業を接続する「デジタルケイレツ」……
先進企業は単なる「モノ売り」から脱し、新たな企業体へと変革を遂げている。

本書は、現場をよく知るコンサルタントが、先端企業の取り組みを使いながら、
収益を上げるための方法を解説する。

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Posted by ブクログ

モノ売り型従来製造業から、そこで培った現場力とDXの掛け合わせで製造業プラットフォームへの進化を提唱。自社現場力を(ノウハウ流出を防ぎながら)マネタイズするための興味深い手法が記載されている。やや自動車業界により過ぎており、割けるリソース・予算が多いことが前提のようにも思えた。製造業と題するには、中身は偏り気味。

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2022年08月31日

Posted by ブクログ

製造業におけるプラットフォームのモデルケースをいくつか記載してくれており、抽象的なものから具体に落としている。
コンサルによくあるフレームワークからの事例集のような本ではあるが、構成が比較的すんなり入って来やすい
一つ一つの事例に関する粒度は荒いが、言いたいことは明瞭なので、書籍としては一貫性があると感じた
製造業に関わる方は目を通すだけでも一定の価値はあると思います

0
2021年10月09日

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