【感想・ネタバレ】スマホ危機 親子の克服術のレビュー

あらすじ

スマホの罠から子どもを救う――SNSトラブル・ゲーム依存・LINEいじめ・不適切画像……。
親が知らない驚くべき実態を、当事者インタビューや丁寧な現場取材から克明にレポート。
子どもの生きづらさと親の不安を克服する実践的スマホ教育の決定版!

子どもがスマホを手放さない、子どもがやっていることがわからない。
多くの親がそうした悩みを持ち、どう対応すればよいのか戸惑っている。
そんな「スマホ弱者」の親でも子どもを変えることができる。
多くの実例を取材した著者が、実践的かつ効果的なスマホ教育を伝授する。


第1章 子どもを狙うスマホの罠
──何が危険で、どんな被害に遭うのか
第2章 親が知らない子どもの実態
──新サービスに飛びつく子どもたち
第3章 教育現場の混乱と矛盾
──デジタルを推進するのか規制するのか
第4章 スマホ依存の元凶を知る
──「子どもの現実」に向き合う
第5章 親が子どもにできること
──スマホの問題に親子で立ち向かう
第6章 子どもと親の不安の克服
──親子の関係性を再構築する
第7章 AI社会を生きる子どもたち
──未来をより良くするために

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 教員として、GIGAスクール構想が進められ、公立学校に携帯電話の持ち込みが許可できる裁量権が自治体に与えられるなど、子どもを取り巻くスマホ事情を知りたいと思い、購入。自分自身、中3でスマホを持ったが、今は小学生でも持っているし、フォートナイトなどのオンラインゲームは普通に帰宅後に友だちと時間を合わせてやっている状況である。
 しかし、本書にもあるが、フォートナイトは対象年齢が17歳以上である。そうした事実を知っている大人はどれだけいるのだろうか。恥ずかしながら自分も知らなかった。
 まずは、知り、そして子どもの声に耳を傾けてスマホルールをともにつくりあげていかなければ、ますます子どもの健全な発達が妨げられることになる。
 多くの教育委員会や自治体でも、一律に時間制限を設けているが、それを守っている子どもや家庭がどれだけあるか。あまりないのであれば意味はない。より実効性のあるルールづくりをしていかなければならない。
 いずれにせよ、親子できちんと話し合い(学校であれば子どもと教員が話し合い)、ルールを決めて運用しないと、押しつけになって、負の連鎖になるだけである。
 保護者との懇談などでも、積極的に伝えていきたい内容も多くあった。。

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2021年11月27日

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