あらすじ
日本初の元極道・バーチャルYouTuberとして注目を集める懲役太郎が、一般にはうかがい知ることのできない闇社会の裏知識を大公開します。暴力団の内情、殺人事件、取り調べ、刑務所の雑学を語る一冊。「死体を山に埋められない理由とは」「銃で撃たれた人の話」「刑務所で見た最も恐ろしい光景」「車でさらわれたときの対処法」など、長年にわたってリアルに塀の中で情報交換しつづけた著者だからこそ書ける激ヤバな真実が満載です。
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Posted by ブクログ
・知らない知識がいっぱいだった。ヤクザとは、法律や世間の冷たい目にさらされ、経済的に困窮して衰退しつつあるものだと知った。また、懲役太郎氏の文章がうまく、Youtubeも見てみようという気になった。
【知識メモ】
・38歳べっぴんさん・子持ち6人は、38口径・新品・弾6発の拳銃。
・大量の現ナマ海外持ち出しは、計画を立てて、現地の人間に根回しをしないと難しい。
・マリファナは植物なので賞味期限があり、管理はヤクザに向いてない。
・自分の兄貴分、弟分の失敗をかばうためや、義理立てのために指を詰めるときは左手の小指になる。
・ドスで刺すには小指をかけないと、自分の指が切れる。
Posted by ブクログ
内容は薄いが、元ヤクザYoutuberによるヤクザや刑務所のリアルが語られている本作。
ヤクザという言葉自体は法律のどこにも出てこないが、法律用語である暴力団は当人たちも嫌っており、一方で任侠団体というのは畏れ多いため、結果的にヤクザという言葉を使っているという話は面白かった。
Posted by ブクログ
昼定食やってる居酒屋が出す生姜焼き定食についてくる小鉢みたいな一冊。旨くはないけど箸休めにちょうど良い。ウンチク収集に捗りました。
バクチ打ちが自分で下手をしたときには右の小指、義理立ての時は左の小指を詰める。それはバクチ打ちは寺社などの狭い建物の中で賭け事をする際、狭さのためうまく振れない武士の刀に対抗するため、ドスに小指をかけて突進するやり方をしていたから。右手の小指がないとドスが手前にずれるので、自分の指を切りつけてしまう。つまり右の小指を落とすと言うことは闘えない、もう男ではないと言う意味になる。