感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・フィリエルまさかの子育て
・バード…!
・おっとろしい夫婦喧嘩(笑)
・フィーリの正体
・バードという存在の意味
・実はSF要素も入ってた?
Posted by ブクログ
なんだかんだで、これが本当のシリーズ最終巻だと思います。いやぁ、あんなフィーリは想像外でしたね。またもバード再登場でテンションの上がった私。笑。
Posted by ブクログ
本編の少し先の話なので、これが事実上最終巻、と言うところでしょうか。
本編登場時から私が興味を惹かれていた吟遊詩人を軸にしたお話で、これでついに謎が解けた気がします。それでもまだまだミステリアスではありますけれど。
メインの世界観は所謂王族、貴族、幌馬車などが登場するおとぎの国、童話の世界、ファンタジー、なのですが、それを包んでいる真実はどちらか言えばSFの世界なんですね。
そのギャップがなかなかに面白いと思います。
個人的に吟遊詩人のような飄々とした人物は好きなので、世界の真実を知らない人たちが彼に敵愾心を向けるのにはイライラしましたが、それは当然ですね。読者は裏の裏まで見ているわけで、だからこそ「謎の人物」にも愛着が湧きますし、信頼もできますが、当事者たちがそれを知ることはない。それを忘れさせるところが巧いですね。
そしてそして、前作を読んでいればニヤリとしてしまう場面も。幸せカップルもいるんですね。安心しました。
あとは、女王候補三人の中で一番好きなレアンドラの素顔に触れたのが私には嬉しかったです。作中では女性に嫌われるタイプと言われていますが、私は初登場時から好感を持っていました。
そのレアンドラの扱いを見ると、外伝において活躍の見られなかったユーシスは不憫ですが(笑)
一応完結とはありますが、いくらでも膨らませることのできる作品なので、余韻もたっぷりです。
遅読の私が一日二冊ペースで読めたので、荻原先生の筆力もありますが、気軽に読めるファンタジーだと思います。恐らくラノベ感覚でも楽しめますよ。
Posted by ブクログ
本編よりも外伝のほうが面白い。
だがしかし、外伝を読むには本編を読まねばならない。
ユーシス様が見られなかったのは残念だけど、バードが見られたのは良かった。バードとアーベルの関係にちょっとびっくり。
そしてルーンの出生にもちょっとびっくり。
フィリエルは相変わらずのお転婆振り。
レアンドラの孤独が意外だった。
外伝というよりは本編の続きっぽい。