あらすじ
午後六時十分、横浜にある無認可保育室に二人組の男が押し入り、園長の早紀とともに五人の子どもが人質に取られてしまう。身代金は一人五百万円、期限は夜中の十二時。早紀は共謀者の存在に疑心暗鬼になり、人質家族はそれぞれの手段で我が子救出を試みるが、事態は思わぬ方向に展開していく。家族の絆を問う緊迫の六時間!
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Posted by ブクログ
2009.2
最初は登場人物にいらついて、途中でやめようかと思った。けれど中盤にさしかかるにつれてどんどん面白くなっていった。ヒデの様子を見ると、続きがあるのかな?
タイトルがとてもきれい。
Posted by ブクログ
思ったより暗かった…
みんながみんな疑心暗鬼に駆られる心情は理解出来たし
人のことは見た目ではわからないと言うことも理解出来るけど、今の世の中こんなに他人は他人なのかな?
僕も他人は他人だと思う現代っ子だから、いざ誘拐事件なんかが起こったときにはこういう風に思うのだろうか?
責任を誰に追求するか
やはり大きな責任な抱えたくない。
信頼関係とはどうやって成立するのかを考えてしまう作品だった。
Posted by ブクログ
無認可保育室「アイリス」にて男が子供を人質にして篭城!
身代金は500万円という微妙な金額で…。
幻想的なお話かと思ったらそうでもなく、
怖いところがあるのかといえばそうでもなく、
うぅむ、人はいろいろなものを抱えて
生きていくしか道は無いのですかね、という。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて、つい手が出た作品。
タイトルが優しい感じなのに、内容は意外に腹黒い人間関係を軸に動いてく。
読んでいる途中、登場人物達のあまりの自己中心的な考え方に、挫折しそうになったけど、最後はちょっと救われる部分も・・・
物語の進み方も、文体も、誰かの真似かと思うくらい、個性的ではないし、終わり方も本当に普通な感じでした。
Posted by ブクログ
アイリスキッズホームに押し入った強盗。
人質になった子どもたちの親のさまざまな対応、園長やスタッフの疑心暗鬼。
まだ作家が若いのか、物足りなさが残った。
作成日時 2006年11月26日 10:57