あらすじ
なぜ、あのMCはスゴいのか。
MCの遍歴は、時代を映す鏡だ!
MCの源流・大橋巨泉から、ハプニング込みの笑いを作ったビッグ3の全盛期。
ツインMCの時代の象徴・とんねるず。
安住紳一郎などのアナウンサーMCなど、現在活躍する人気MCの仕切り術や、それぞれが持つ独自のパンチラインを古館伊知郎が分析!
後世に残したい「MCの歴史」。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
バラエティー番組などで、ひな壇芸人を仕切
る司会者をMCと言います。マスターオブセレ
モニーの略ですね。
局アナ→キャスター→MCというテレビの歴史
と共に歩んできた古舘氏が、古今東西のMCの
第一人者を語ります。
さんま、タモリ、ビートたけしは言うに及ば
ず、現在のTVバラエティーの基礎を作ったと
も言える大橋巨泉氏や、対談番組のレジェン
ド黒柳徹子氏も、古舘節満載で語り尽くしま
す。
TVの歴史を知る上でも楽しめる一冊です。
Posted by ブクログ
芸能界との繋がりがある人だからこその芸能人とのエピソードが面白かった。
また、有名MCの立場から同じ業界人を考察する内容がどこに注目しているのかといった観点で勉強になった。
Posted by ブクログ
古舘伊知郎氏のトーキングブルースがフルでYouTube動画でUPされていて、見ることができる。話している中身はさておき、ぶっ続けで話し続けられる「話す力」はやっぱりこの人凄いなと思った。それが、本書で紹介される、みのもんた氏とのエピソードで語られる「やれるとこまでやるんだよ、人間は」のセリフと重なり、胸が熱くなった。本気で続ける才能と熱量は、時に人を震えさせる。
本書は、同氏が歴代のMCについて人物評やエピソードを語るという内容で、前半は芸能人が中心で週刊誌の記事のような質のものもあるが、それはそれで楽しい。明石家さんまなどのビッグスリーや立川談志、ダウンタウン、爆笑問題など。私個人としては、この芸能人の話よりも、後半の同業者、アナウンサーの話が面白かった。みのもんた、関口宏、小倉智昭、安住紳一郎、逸見政孝・・。
みのもんたなんてそんなに好きではなかったのに、仕事にかける矜持があったり、テレビで見える姿とは異なる情熱があったんだなという再発見。普段読まない感じの本だったので、新たな世界を垣間見た気がして好奇心も満たされた。
Posted by ブクログ
興味深かった。
MCについて分析したりすることがなかったから、こんなふうに考えられるんや、、という感じでいちいちおもしろかった。
取り上げられている人たちが黒柳徹子さんから村上信五さんまでといった、時代もジャンルも違う人たちで、芸人、アナウンサー、アイドル、様々なジャンルからMCというポジションは狙われている(?)のだなぁと改めて。
また10年ぐらい後の世界でMC分析を読んでみたい。はたして若手MC筆頭と紹介された村上信五さんはどこにいるのかみてみたい。
Posted by ブクログ
まずまず。
各MCの方々を褒めまくり。そんなに凄い人たちなのか。あまりバラエティー番組が好きではないのでよく分からない。
司会者の名人芸が好きだったけど、自分は昭和人なのだと自覚する。