【感想・ネタバレ】キリスト教とシャーマニズム ──なぜ韓国にはクリスチャンが多いのかのレビュー

あらすじ

韓国はクリスチャン大国だ。韓国人の19.7%がプロテスタント、7.9%がカトリックで、キリスト教が第一宗教である。近代以降、伝統的なシャーマニズムが形を変えてキリスト教伸張につながった。また、その独特な布教でも知られている。こうしたキリスト教の実態はいかなるものなのか。韓国シャーマニズム研究の第一人者である著者が、自身のシャーマニズム研究と韓国社会調査をベースに、わかりやすく解説する。

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Posted by ブクログ

予想に反しておもしろいし勉強になった。韓国ドラマに出てくる巫堂文化を知りたくて、とりあえず電子書籍ですぐ手に入ったので読んだ。
著者が、1940年朝鮮生まれの人で、母親が巫堂への信仰を持っており子どもの頃、日常的にその儀礼に親しみ、大人になってキリスト教徒になったという人物(で、日本の大学の社会人類学の教授)。
巫堂(巫女、巫人、巫俗)シャーマニズムと儒教、シャーマニズムとキリスト教、儒教とキリスト教、日韓のキリスト教と儒教あるいは宗教、死生観といった対比がエッセイ的に書いてある。
病気的なものがきっかけで巫堂になる「降神巫」と一家の生業として芸能集団的に旅をしながらの「世襲巫 タンゴル」があり、前者は北部、後者は南部。世襲巫は被差別集団。(どっかでよく聞く話だな)
とりあえずWikipediaくらいの話がそんなに間違いでもないね、ていう、確認ができた。
被差別なのは世襲巫だけ?

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2026年09月07日

Posted by ブクログ


感想を書くのが難しいが、著者の人生体験を通じての考察がとても興味深かった。
私はクリスチャンでは無いが、日本の礼拝の雰囲気と、在日教会の雰囲気、また映像作品から見知る韓国の教会の位置づけがそれぞれ違い、興味を持って本書を読んだ。
特に、巫堂の歴史の深さと身分、その精神性の深さ、文化や社会性も超える程の強い位置づけにまず衝撃を覚えた。
布教と言うのは、その土着文化に基づいて広まると言う認識、そしてなぜ日本には広まりにくかったかと言う側面も見知れて、本書を読んでよかった。

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2026年03月29日

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