【感想・ネタバレ】イギリス解体の危機 ブレグジットが開けたパンドラの箱のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年10月14日

1707年、イングランド・スコットランド合併
 スコットランドとウェールズ議会は1999年、北アイルランドは1998年の創設
 地方議会ができ、分権されてまだ20年
 スコットランドの人口、経済規模、面積は北欧諸国や北海道に近い。GDPの7%

1801年、アイルランド 大英帝国併合
 独立戦争後、...続きを読む1921年、自治領としてのアイルランド誕生、1949年連邦離脱
 1998年和平条約締結 カトリック
 北アイルランド GDPの2% EU離脱後もEU市場に残る 多くはプロテスタント
 統一アイルランドの可能性は10年以内に50%

BREXIT FTA結び直し
 EUへの輸出 原産地評価により、10%が関税付加
   電動化へ向かう自動車産業 域外の部品比率高い
 金融の「単一パスポート」から離脱
 漁穫割り当ては増えるがEUでの検査により鮮度が落ちた
 単純労働の移民の締め出し ポイント制採用
 ミュージシャンやバックバンドの移動に国によりビザが必要
 コロナワクチン EUが合意している業者からは加盟国が個別交渉できない

 2024年末~2026年の協定見直し

BREXIT 結果
 対EU モノの貿易赤字拡大、サービス黒字が縮む 儲からない相手
 2022年末に全貿易額 FTAカバー率80%を2019年公約 2021年6月末 63.8%
  EU47%の次の16%、最大貿易相手国で貿易黒字の米国との協定が必須
  一方、米国はTPP復帰とEU貿易協定を優先
 結果、マイナスになり、10年後マイナス3.5%の試算
 アジアの成長に伴い、安全保障と経済両面でのサービス輸出と投資で成長が期待

準同盟の3要件  対日本
 1. 物品約役務相互提供協定(安保上の物資業務提供)
 2. 情報保護協定(防衛機密)
 3. 放映装備品・技術移転協定(装備品輸出)

国民が望んでいたとは言えない現状のカタチ
 欧州との経済的利益を求めながら主権を握られるのを嫌う姿勢
 政治不満からのEU支配敵視へ  財政支出削減、地域格差 移民急増

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