あらすじ
深夜の山道をドライブ中、見知らぬ男が突然飛び出してきた!? 自殺行為に驚愕する矢代(やしろ)だけど、大量に出血した男はなぜか服の下に傷一つない。しかもその男・司波(しば)は、なんと「俺は死ぬ方法を探してる」と告白!! 不老不死の薬を飲んで以来、150年生き続けているという。死という終着点を失くし、この世に居場所を見出せず永遠に彷徨う…。放っておけない矢代は、共に「死ぬ方法」を探すことに!? ※口絵・イラスト収録あり
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映画みたい
不老不死の司波と
トラウマを抱えてる矢代の
お互いの目線で
ストーリーが進みます。
表現がきれいで一本の映画を見ている気分に
なります。
何となく展開は読めますが
それでも満足な内容でした
Posted by ブクログ
不老不死の青年×休職中の塾講師。
もうあらすじから私の好きなシリアス感が
ひたひたとダダ漏れてますよね…(*´艸｀*)
死ねずに苦しみながら生きる男と、原因不明のトラウマに苦しみながら生きる男のお話しで、どちらも相手のことばかり考えていて、途中とても切なくて泣けてきました(;_;)
不老不死のまま生きるか死ぬか、あるいは奇跡が起きて普通の人間になるか…考えられるのはそのくらいでしたが、ははあ…そうなったか…。
あとがきで「賛否分かれそうな終わり方」と
中原先生ご自身が書かれていますが、納得。
私は“賛派(そんなのあるのか!?)”ですね…。
優しい終わり方だな、と思いました。
ただこのあとどうなるんだろ？とは思いましたがw
