あらすじ
「なかなかチームで結果を出せない」「部下が無難な数値目標ばかり出してくる」など、管理職の方々のチーム運営に関する悩みを、ジェフ・ベゾスが生み出したアマゾン流マネジメントで一挙解決!
チームのメンバー1人ひとりがリーダーとしての能力を最大限発揮することで、企業のイノベーションに貢献する強いチームができます。本書では、そのためのしくみやルールを目的別に網羅しました。
黎明期のアマゾン ジャパンに入社し、長らく新規ビジネスの立案やブランディングを担当。国内屈指のネット総合ストアとして発展させ、現在は起業家として活躍する太田理加、小西みさをによるアマゾン流マネジメントの極意。
成長を続けるアマゾンで学んだ「結果を出す」ためのチーム運営のルール・手法をQ&A方式で100個、紹介します。どの企業、チームでも今すぐ取り入れられます。
「はじめに」より抜粋
私たちがアマゾンで学んだことで最も重要だと思った2つのことを紹介します。
まずひとつが、「チームをつくることの大切さ」です。多様な人材で構成されるチームのなかで各々のチームメンバーがオーナーシップをもち、スピード感をもって行動し、絶えずリーダーシップを発揮し続けることで、イノベーションを起こすプロセスをつくることができるのです。
しかし、実際にはこのリーダーシップというスキルの習得に悩んでいる人(私たちもそのひとりでした)が多いのも事実。ですから、私たちはすべての悩めるマネージャーがリーダーとしてのスキルを身につけ、それによってチーム全員がパフォーマンスを上げ、誰もが生き生きと活躍できるよう努めてきましたし、今もそれを目標にしています。
もうひとつ、アマゾンで痛感したのが、管理職の最大の使命とは「チームメンバーのリーダーシップスキルを向上させること」だということです。
チームメンバー1人ひとりがリーダーとしての能力を最大限発揮することで、イノベーションに貢献する強いチームができます。そのためにアマゾンには、社員がリーダーであるという考え方に加え、強いリーダーを育てるためのさまざまなしくみやルールも整っています。
本書では私たちが体験したマネジメントのベストプラクティス(最善の方法や事例)をQ&Aの形式で紹介します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読むのに時間がかかってしまった。
OLP(全員がリーダーシップを持つ)の考えがよい。
全員が主体的に行動すること
失敗から学ぶこと(解決にはなにか仕組みを導入すること)
リモートワークでは返事が大切なこと
この辺りはどの職場でも通用することであり、続けていくべきものであろう。
評価点を下げた理由は、
ドンドン読み進めたくなるような内容ではなかったこと
→読むのに期間をかけてしまったという結果がそう。
題目ごとに、成長度、貢献度に対する影響点数が書かれているが、不要な情報だなと感じた。
→どこかにそれを主体とした目次や索引があるかと思いきや特になく。何に使うか、どう活かすかは人それぞれなので、尺度に疑問を感じた。