【感想・ネタバレ】チームコーチング──集団の知恵と力を引き出す技術のレビュー

あらすじ

コーチングは「個人」から「チーム」の時代へ。
日本で初めての「チームコーチング」の教科書が誕生!

今、求められているのは、「個人という枠を超越したリーダーシップ――より効果的な集団的リーダーシップと高業績を上げるチーム」だ。
組織に働きかけ、チームを変革していく「チームコーチ」の定義、その支援のプロセスを詳説した本書は、コンサルタント・プロコーチ・人事担当者・エグゼクティブのための新スキルとなる1冊。また、チームコーチングのためのチェック表や質問票などの実践ツールも多数収録!

チームコーチングのコンサルティングやトレーニングを行っている監訳者・田近秀敏氏のあとがきでは、貴重な日本企業の事例である「キリンビールにおけるチームコーチングの実践」を紹介。

第1部 高業績を上げるチーム
第1章 なぜ、世界はもっと高業績を上げるリーダーチームが必要なのか?
第2章 高業績を上げるチームと変革型リーダーチーム
第3章 成功するチームのための五つの基本原則
第2部 チームコーチング
第4章 チームコーチングとは何か?
第5章 システミック・チームコーチング
第6章 チームコーチングのプロセス
第3部 異なるタイプのチームのコーチング
第7章 さまざまなタイプのチーム(バーチャル、分散型、国際的、プロジェクト、顧客対応)
第8章 経営陣へのコーチング
第4部 チームコーチの選択・開発・スーパービジョン(監督)
第9章 有能なチームコーチの探し方・選び方・そして仕事の仕方
第10章 チームコーチとしての成長
第11章 チームコーチングのスーパービジョン(監督)
第12章 チームコーチングのメソッド、ツール、テクニック
第13章 おわりに
監訳者あとがき
用語集、参考文献

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

僕が今最も必要としていた本だった。
そこには、加速する現代社会にはずば抜けた1人のリーダーだけでは十分ではなく、様々な多様性を持つリーダーとしてのチーム、つまりチームリーダーの必要性が書かれていた。

個性がある個々が集まり、各々自分たちのチームに責任を持ち、全体として共感する人達が集まっている、理想のチーム。
誰かがチームの代表ではなくて、全員がチームに責任を持ち、主体的に動く。そんなチームの作り方が書いてある本書。

恐らく僕たちが普段結成しているものは、チームではなくてグループ。個々人の能力の総和以上のことを成し遂げる事ができず、リーダーの役割が1人に集中しており、効率性のみを重視する。

僕たちはチームを結成しなければならない、その為には1人1人が自分自身のリーダー(selfリーダー)になり、チームメンバーやあらゆる利害関係者との関わりを考える必要がある。

今後、本当のチームを作ろうと本気で思わせてくれたこの本に感謝。

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2012年09月07日

Posted by ブクログ

なかなか理解が難しかった。
経営チームでなくとも使えるとあるけど、これを末端組織で活用するには、だいぶ翻訳というか咀嚼必要だし、そもそもいろんな意味で訓練も経験も足りない状態なので、いまの自分には無理かな。

それにしても読み始めてから、時間かかった。

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2023年12月20日

Posted by ブクログ

コーチングは実践。理屈が分かることと、実践出来ることとのあいだには、大きな開きがある。
この本に書いてあることは理解できる。
しかし、実際の進行が思い浮かばない。まして、自分が実践することは、イメージ出来ない。
当たり前のことだけど。

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2020年03月06日

Posted by ブクログ

基本、一対一でおこなうコーチングをグループを対象に行えないかな?
というのは、前から思っていて、その方法論として、今、ORSCなんかを勉強しているんだけど、まだまだよく分からないことだらけ。なんか本として、まとまったものはないかな、とおもっていたところ、みつけたのがこの本。
結構、具体的なことが書いてあるのだが、実際のところどうやれば、いいのか、通常のチームビルディングとか、組織開発のなかでやるワークショップとどう違うのかは、分からなかった。
一対一のコーチングでは、瞬間瞬間に相手にあわせていくというか、その場で一緒に場をつくっていくことが大切なんだけど、相手がグループの場合は、やはりステップが大切というか、方法論がしっかりしていないといけないんだな。と思った。
コーチングするときの事例というか、会話みたいなものが、もっと記載されていると、良かったかな、と思う。
全体的にちょっと難しかったかな?まあ、こういう人間関係に関することって、本を読んだだけで、分かる事は、ほとんどないので、仕方はないのだけど。

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2017年05月03日

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