【感想・ネタバレ】きらきらシャワーのレビュー

あらすじ

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広矢は、プールがきらいです。プールがというよりシャワーがこわいのです。小学校のシャワーは、つめたくて、はげしくて、こわくって、広矢はあの中に入ると、息ができなくなってしまいます。明日は月曜日です。プールのことを考えると心が重くなってきて、広矢は公園にでかけました。公園のすべり台の下には、水たまりがありました。広矢の手にアリがのぼってきたので振りはらったら、アリは水たまりでおぼれてしまいました。アリを助けられずにいると、町のリーダーのお兄さんがやってきてアリを救ってくれました。月曜日、プールが始まると、広矢はまたシャワーの前で一人だけ残ってしまいました。すると、うちつけるシャワーの中で、葉っぱにのったアリを見つけたのです。広矢は、きのうのことを思い出しました。今、アリを助けられるのは広矢しかいません。広矢は顔をそむけながらシャワーの中に手をのばして……。心の機微を丁寧に描いた幼年童話。

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Posted by ブクログ

小学校にあるプールのシャワーが怖い小1の男の子の話。

派手な展開はないし、子どもが好きそうな笑いの要素もないけれど、男の子の心情と成長が丁寧に描かれている良い作品。

森山京さんの健気なきつねくんのファンの方はきっとこの作品が気に入ると思います。

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2018年03月12日

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