あらすじ
著者の石川氏が座右の銘としている自作の詩があります。
五つの自戒
一、つらいことが多いのは感謝を知らないからだ
二、苦しいことが多いのは自分に甘えがあるからだ
三、悲しいことが多いのは自分のことしかわからないからだ
四、心配することが多いのは今を懸命に生きていないからだ
五、行きづまりが多いのは自分が裸になれないからだ
本書はこの五つを各章のタイトルとし、
誰にでもある、すべてを成就させる「叶力」は自分を捨てて感謝の気持ちで生きることから生まれると説いています。
氏のやさしさと人間愛にあふれる言葉の数々は、きっとあなたの人生を変えるきっかけとなるでしょう。
*目次より
序● 五つの「自戒」
人の役に立つための一滴の汗になりたい……
自戒●一 つらいことが多いのは感謝を知らないからだ
ものごとに行きづまるのは自分の発想に行きづまるから……
自戒●二 苦しいことが多いのは自分に甘えがあるからだ
納得のいかない苦しみが人を育てる……
自戒●三 悲しいことが多いのは自分のことしかわからないからだ
悲しさや寂しさは自分で乗り越えるしかない……
自戒●四 心配することが多いのは今を懸命に生きていないからだ
その日の過ちを翌日に持ち越すな……
自戒●五 行きづまりが多いのは自分が裸になれないからだ
人生はつねに「いまから」始まる……
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
巷に溢れているどんな自己啓発の本より、この本の内容が深く、心に刺さってくる本です。
この「叶力」に書かれた内容を実際にやることが出来る人は、ごく一部の人のように思われるけど、この寛容な志を持ちたいと強く思います。
この本を読んでいれば、自分の心が狭くなろうとも、この本を読めば元気になれる。そう思います。若いうちに読むことが出来たのは大変にうれしいことです。
どんな偉大な人も、その人の偉大さを解き明かすと、心のきれいさと言うか、この「叶力」を身につけている人が多いのではないかなとも思います。
悩んだり、元気をなくしたり、また成功している時にこそ、
この本を隣に置いて、
何度もページをめくって読み返したいと思う本でした。