【感想・ネタバレ】王都霊薬ものがたり(10)のレビュー

あらすじ

「採取する角が粉々になるから」と魔法を禁じられたダーシャはすばしっこく獰猛なツノウサギに苦戦。その様を見たモイミールは「罠を張りましょう」と提案する。即席で組み上げた罠ははたして機能するのか。ツノウサギ捕縛作戦、始動!

リタイア騎士と現役薬師が霊薬のために東奔西走!
正統派にして王道のファンタジー冒険譚!!

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エリクサーの材料として、竜の鱗の隙間に根を張る龍鱗草という薬草を採りに行くため、護衛に元騎士のダーシャを雇った薬師のモイミール。エリクサー、つまり四肢の欠損や精神さえも癒すという万能の霊薬など伝説の類だと思っていたダーシャは、材料調達は困難だが作れないことはないと言うモイミールに、私でもエリクサーを手に入れられるだろうか?と尋ねる。モイミールは、普通に買えば城より高いが、すべての材料を持ってきたら、護衛のお礼に調合はタダでやると約束し、2人は材料集めに奔走することになるのだが…。
ダーシャが「元」騎士である理由やモイミールがエリクサーを欲しがる理由はもちろん、モイミールやダーシャを取り巻く人間関係、そしてそれぞれの暮らしぶりなど、お話が進むにつれていろいろなことがわかってくるし、いろいろな人が登場するので、先が気になって気になって読み進める手が止まりません。個人的には、オリジナリティあふれるモンスターが出てくるのも楽しいです! ロールプレイングゲームのクエストをクリアするように、魔法やモンスターが出てくる世界で2人が材料を1つずつ手に入れていく冒険の過程を、あなたも見守ってみませんか?

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