【感想・ネタバレ】メタル・トレーダーのレビュー

あらすじ

マーケットの熾烈な戦い。成功と背中合わせの恐怖。現実に起きた事件をモチーフにした力作長編! ――大手商社・住倉物産の部長が、簿外取引で巨額損失! 「ミスター・ファイブ・パーセント」の異名で国際銅市場に君臨した上杉健二の転落は、世界を震撼させた。2年後、この事件を調べ始めたグローブ通信社の記者・根本誠一は、さまざまな思惑が渦巻くマーケットの暗部を目の当たりに……。<『スクウィーズ』改題作品>

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

某総合商社の簿外取引に絡む巨額損失の裏に隠されていた闇のマーケット支配者の存在。実際に起きた事件がモチーフ。ただし、小説と実際の事件との一致は「それは全て偶然だ。この世には、時として想像もできない偶然が重なることがあるものだ。」。この事件が本当に実話だとしたら、金融市場は相当に恐ろしい場所です。

0
2010年03月16日

Posted by ブクログ

エンターテインメントとしての定番の味付けは施されているものの、中心となるストーリはシンプルでわかりやすく、読みやすい。色々な読み方ができると思うが、僕が一番印象に残ったのは、最初は小さかった損失を隠すために始めた背信が、段々にその傷口を広げていく中で、否応なしに泥まみれとなり、破滅していくトレーダーの姿だ。

0
2018年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とにかくやたらと「胸がツンと上を向いて」いるし、漫画のようにやたら語尾に「!」や促音「っ」がつく。(cf.「どうして分かるんですかっ」)。簿外でもオモテでも差益を稼ぐ仕組みがどうもわからないが、要するにユダヤの陰謀めいた話。

0
2011年01月28日

「小説」ランキング