【感想・ネタバレ】＃友情トリミング【SNSに凍てつく女たち】のレビュー

美山薫子 / グルナ編集部

[匿名 · ★★★☆☆]

友情にヒビが入るとき

主人公の松崎京子には高校時代からの付き合いがある友人がいる。
彼女、瀬川かりんはとても華やかでかわいく、人気があり注目される女の子だった。
その容姿と華やかさを利用して大学時代は読モのようなこともしていた。
そんなこともあり最近はやたらSNS映えを気にしているかりん。
どこかに食べに行っても写真を撮っているばかりで早く食べようとしなかったり同行した京子をカメラマン扱いしたりしている。
そしてSNSを見る専している京子に対して映えを気にしていないと馬鹿にしているような言動も多く正直げんなりしている。
そればかりかかりんは京子が一緒に遊びに行ったときに彼女が一緒に写っている写真は決してアップせず、だれかとの写真を上げるときはその相手もそれなりにかわいい人ばかりだった。
ある日かりんとその同僚のホームパーティーに招かれた京子は手料理持参で行くが、その後京子が作った料理をかりんが自作だと偽りアップするが……。

映え要員ですらなく、こういった時だけに利用するという底意地の悪さは嫌になる。