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Posted by ブクログ
9月。6年生の鳥居羽美(とりいはみ)は目下、「わたしの将来」という作文に悩んでいる。好きなものや夢がある友だちが羨ましい。そしてサヤなら何て書くかな、と思う。
今は不登校ぎみの横田サヤは、ハミの親友だ。学校のプリントや宿題を持って行ったり、サヤの部屋で遊んりもする。サヤは自由な発想ですごい詩を描いたりする。そして、ハミのあこがれの先輩のミントくんのことを話したりもする。
そんなサヤがハミにささやくように言った。「ピアスってどう思う?したいとおもわない?」
オシャレでしたいのではない。ピアスをすると、人生が変わる、いいことがおこると聞いたからだ。
実際にピアスはしないけど、今の自分を変えたい