八宝備仁のレビュー一覧
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合宿編後半戦
前回が割りとオーソドックスなゲームばかりだったなら、今回はそれに加えてとんでもないゲームが登場したな。マイナーというわけではないんだけど、学生同士のゲーム対決でシヴィライゼーションを持ってくるかと驚き
動きの少ない前半戦から岸嶺扮するイギリスが仕掛けた宣戦布告祭りによって始まる後半戦は怒涛の展開で熱かった。岸嶺の二枚舌外交は流石と感じたが、それ以上に<吹き抜ける風>の決め手も想定の斜め上の手だったな。
それと<吹き抜ける風>扮するアメリカがテンプレとも言える返しをした場面は笑ってしまった
天道が知ってしまった岸嶺が写真を持っていた意味については杉鹿の言葉によって一応の納得はさ -
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ネタバレ岸嶺は後何回女生徒の着替え姿を見たら満足なんだい?こうして毎回堂々と見てしまうのは何かの因果が作用しているのか。ただ、敢えてその中での違いが有るとすれば杉鹿と鷹三津の二人は見られた事を知っているけれど、天道は全く知らない点は異なる。本作の描かれ方としては天道がメインヒロインのようだけど、その差異が今後のフラグ立てにおいて何か影響してきたりするのかな?
前回がFPSだけだった反動か今回はスマブラのように多くのキャラクターが入り乱れて乱闘するガーディアンヒーローズに始まり、ファミリーフィッシング、エースコンバットとジャンル豊かなラインナップ。
ガーディアンヒーローズやエースコンバットはゲーム勝負 -
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杉鹿は想定していたよりもあっさり仲間になった印象。まあ、無理やり確保からの一緒にプレイ、そしてゲーム勧誘だったから当たり前といえば当たり前か
むしろ後半のゲーム対決の方が本編の印象。杉鹿を掛けて対決するなんて完全に主人公とヒロインの役割じゃないか。岸嶺は天道に惹かれているような描写が有るけれど、今のところ杉鹿の方がフラグ立ってるんじゃないかと思える程。
今回作中に登場したゲームがFPSやTPSのみだった点は、FPSとか全く触れたことない自分からすると少しとっつきにくい部分は有ったかも。けれども登場人物たちが本当に楽しそうにゲームをプレイする様子は、読み手であるこちら側にもそれぞれのゲームの -
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5巻表紙イラストの霊夢コスが気になりつつ、なんとなく読んでいなかった本。感想としては、悪くはなかった、といったところ。政策によりゲームがより一般的なものとなった現代において、読書好きであることによりまわりと馴染めないでいた主人公が、編入したお嬢様学校でいわゆるゲーム部に入部しゲームの面白さに目覚めていく話。ゲームが好きで、登場するゲームに思い入れがあればこれほど面白いライトノベルもないのだろう。ゲームは人並みに好きだが、主人公の物語に没頭するという能力によりゲームの面白さが体感できたように思う。ずばり、ゲームの面白さは疑似体験だ。悔し泣きをするほど思い入れを持てるのならば、少年はきっと成長する
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ネタバレ今回はテーマがストリートファイターⅣということで、これまでの作中で扱ったゲームのように雰囲気や流れを楽しむというよりもテクニックを覚えスキルを向上させることが中心になっている。
ストリートファイターシリーズって全く触ったことなければそもそも格ゲー全般が苦手な人間からすると今回の話はちょっとちんぷんかんぷんでした。
ただ、最後の白滝との戦いでは技の読み合いが中心になったお陰で結構楽しめたんですけどね
追記
改めて読むと物語というよりも解説本のような気がしてしまう内容。ただ、その長い解説の先に白滝との戦いが待っているからこそ、ラストバトルが盛り上がると考えることも出来るのか -
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