樋口和彦のレビュー一覧

  • 創元アーカイブス 心理療法の光と影 援助専門家の《力》

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    ネタバレ

    先月から旅の途中にも読んでいたのですけれども、この手の本にしては読みやすかったにも関わらず、ハッとするところも多くてじっくり読んでしまいました。

    援助専門家っていうのはこの本では主に分析家(日本ではそんなに身近じゃない~)のことが主ですが、それだけでなく

    ソーシャルワーカー、医者、治療者、教師といった職業的なものから、親子関係にまで言及してくれています。

    まあ日本では、正式な資格があるわけではないけれど(臨床心理士は資格アリ!)、カウンセラーやセラピスト、はたまた占い師もそういった仕事に入ると思われます。

    この著者はユング派なので、フロイトのように精神科医に限ったことではなく、

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    2020年01月16日
  • 創元アーカイブス ユング心理学の世界

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    これはあくまでも私の主観だし、入り口のひとつでしかないし、これが全てではないという姿勢が誠実で押し付けがましくなく、比喩表現もわかり易く読み心地良かった。ただ、男と女の部分、、についてはそもそもユングの思想が受け入れ難いかもしれない。

    今の自分に必要な思考の契機を与えてくれた一冊です。

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    2025年11月08日
  • 聖なる愚者

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    心理学者であると同時に牧師でもある、樋口先生の説教集。樋口先生の本は、お水のようにすっと浸透する感じがします。

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    2009年10月04日
  • 心理臨床の枠組み

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    【目次】
    まえがき

    第一講 ユング心理学とキリスト教 樋口和彦

    第二講 治療作用と間主観性――サイコセラピー・プロセスをめぐって 丸田俊彦

    第三講 なぜカウンセリングでは、聴くことが大切なのか 東山紘久

    第四講 カウンセラーは専門職である 氏原寛

    第五講 私の心理臨床断想 大塚義孝

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    2024年04月02日