島津忠夫のレビュー一覧

  • 新版 百人一首
    百首それぞれについても興味深いが、後の百人一首成立に関する解説が多種多様な説についてまとめられていて、とにかく面白い。
  • 新版 百人一首
    日本人なら(名前は)誰でも知っている百人一首の訳注付き本です。
    現代的な解釈の仕方も書いてありますが、あくまで訳者の感じ方なので鵜呑みにしてもいけません。
    あくまで解らない助動詞などの意味を知る程度に考えておくべきだと思います。やはり歌の捉え方は十人十色、様々な捉え方あってこそだと思います。
    他人に...続きを読む
  • 新版 百人一首
    ちょっと学術的な百人一首の本も読んでみようと思ったけれど、やっぱり私には難しい。
    本の表紙、狩野探幽作の式子内親王の絵がとてもかわいい。定家が憧れたのがわかる気がする。
  • 新版 百人一首
    「百人一首」の一首一首を丁寧に説明解説している本。

    この著者の方は百人一首の歌を解釈する際に、それぞれの歌の原典である八代集に立ち返って解釈するのではなく、その歌を百人一首として選びとった藤原定家がしていたであろう解釈という目線で、現代語訳や解釈をしています。
    それは誤訳であるとか「解釈は人それぞ...続きを読む