三輪裕範のレビュー一覧
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このブックガイドはクオリティが高い。紹介している本の内容がどれもずしりと重い。
何度か繰り返し読んだが、レベルが高すぎて、自分には馬の耳に念仏の部分もあった。
何冊か関心を持った本はあった。しかし、それ以上に自分のレベルを思い知ったことの方が得たものが大きかった。
自分が愚かだと気付かなければ、努力しようと思わないから。
<読んだ本>
質問力(斎藤 孝)
<関心をもった本>
知的熟年ライフの作り方(小山 慶太)
孤独の研究(木原 武一)
独学のすすめ(加藤 秀俊)
現代読書法(田中 菊雄)
あなたの話はなぜ「通じない」のか(山田 ズーニー)
知的複眼思考法(苅谷 剛彦)
知的熟年ライフの -
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[ 内容 ]
雇用なき成長という経済環境のなかで、ビジネスマンの側は自分の市場価値を高めるための努力を強いられている。
ただ、そのための勉強本は数多く出版されているが、そうした本の著者のほとんどは学者や評論家で、読物としては面白くても、実際に使えるものは意外に少ない。
では、役に立つ勉強法とはどのようなものなのだろうか。
商社マンとして数冊の著書を持つ著者が、「時間をどう作るか」「効率的な情報収集はどうすべきか」「ビジネス英語の習得法」「ハウツー本の値打ち」など、自分の体験を整理しながらすぐに使える勉強法を提示する。
[ 目次 ]
第1章 どうやって時間を作り出すか(人生最大の難題;年間六〇 -
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正にビジネスマンが書いたビジネスマンのための勉強法。
日経新聞のコラムの紹介や、英字新聞の読み方などはビジネスマンならではの実践的な勉強法。
こま切れ時間を語学の勉強にあてる、お手軽本や学習参考書、子供向けの本を利用するなど、小さいけれど役に立つ示唆も多かった。
時間術
* こま切れ時間は語学の勉強にあてる
読書法
* 神保町:巌松堂図書、田村書店、小宮山書店(週末に特売)、文庫川村、風通信社(文庫、新書)
* お手軽本:「図解雑学○○」「早わかり○○」「三日でわかる○○」、知的生き方文庫、PHP文庫、日経ビジネス文庫
* 高校学習参考書、子供向けの本 -
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読書量を増やして「量」をこなすことの重要性を説く読書本が多いなか、厳選した本を精読することが一般的なビジネスマンにとって有益だとする一冊。
個人的に今までの読書本では最も印象に残った「ロジカル・シンキング・リーディング」とは一見対極的な本と言える。
しかし、両者は読書の目的・求めるものが異なる。
「ロジカル・・・」は、本の内容を文字通り「情報」と捕らえ、自分が直面する課題を解決するための材料とする手法を論じている。
対して本書は、より長期的に論理的な思考力を養い、自分の視野を広げることを主眼に置いている。
どちらが正解というわけではない。
自分が読書によって何を得ようとするかによっ -
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1.普段ビジネス本ばかり読んでいたので毛色が違うやつを読もうと思いました。
2.著者のハマトンは英国の芸術家として名を馳せておりました。彼自身が生きてきたなかで感じたことを綴っております。この本ではスキルではなく、考え方や日常を観察して感じたことを述べております。自分の生活をふりかえるきっかけになる本です。
3.知的生活にはゆとりが必要という言葉は刺さりました。普段、毎日何かに追われてしまう私ですが、それでは「考える」という時間を確保できません。考えるという作業は時間がかかる作業であり、それが苦しいのでみんな逃げてしまいます。人よりも抜きん出るためにはいかにして「動く」作業を減らして「考え -
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ネタバレ定年後でも続けられる真の興味や関心を見つけ出すことが重要。
ホームグラウンドを確立する。拡散から収束へ。
新聞の興味ある記事をスクラップすることで、自分探しになる。新聞のスクラップで客観視できる。新聞はあらゆる記事を網羅している。
蔵書を見る。何が好きかわかる。
年間100冊を目標に本を買う。
現役世代向けの読書指南は役に立たない。
読書の目的=娯楽、知識の吸収、以外に、精神的に豊かな人生を送るための読書、がある。
書評サイト 千夜千冊
最近のニュースは、短いストレートニュース。見出しだけでニュースを見た気にならないこと。
新聞をどの程度読むか。朝刊1時間、夕刊20分を目安にする。
エコノ -
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ネタバレ読書理由
→努力の続けることは疎か、努力を始めることすらできていないことを自覚した。このような時に物事に懸命に取り組むうえで必要な考え方を学びたいと思ったから。
キーワード
→努力、幸福、気、高級な感情、過程の短縮、シンプル、人を信じる
(努力の目的)
・努力により充実し発展できる。人生の意義そのもの
・能力を拡大→非常時に差がつく
・利益のためでなく、真の歩むべき道を見つけるため
(努力の方向性)
・「目の前のことへの努力」と「基礎を作る努力」
・結果には運命と人力の両方が関係する
・日常生活について関心を持ち、理解し、感じる。
・不快な感情が起こったら、相手を理解してよい人だと信じる -
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同じ歳の著者が定年後の知的生活をどう考えているのか、ということで購入。寺島実郎や手嶋龍一のように本を書きたいと思って。
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まあ、ある程度ありきたり。さらっと読めてしまう。特に思想のないハウツー本。神戸の野村恒彦さんのこと、成毛眞の書評サイトHONZのことなどが新知見だった。
まあ、読書習慣、テーマポケットをたくさん持つこと、そのための自分なりの方法論を確立しておくこと、くらいにまとめられるのか。
新聞は取りたいね、真紀が昼間読むだろうし。産経か読売。あと、出版社のPR誌これは続ける。医事新報にMedicina(会社だったら読めるが・・・)。テーマは医学的なこと -
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夫の本棚からの一冊。
何だかとても魅力的なタイトル!
自分がこの年代真っ只中なので、すぐさま読み始めました。
が…
この本のターゲットは現役バリバリのビジネスマンの方々でした。
忙しい毎日から、定年後の自由な毎日へ、どのようにシフトしていくのか。
それも、知的に!
そのためのヒントでした。
なので、そこはちょっと…、と思うことも度々でしたが…
でも、テーマを持つことは大事だと思いました。
それは無理をしてやることではなく、自分の好きなこと。
これまで、自分の好き嫌いとは関係なく、やらねばならないからとやっていたこともありました。
考えてみると、これからはそんな時間は極力減らしたい。
限られ -
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努力の方向を間違えない=無理な願望に向かわない。間接の努力を欠かさない。
現状に満足するのは、老境に入った証拠。
幸福は、惜福(福を惜しみながら使う)が大事。
分福する=人に分け与える。川に酒を注いで分かち合う。
好きなことでも努力が必要。
人生の唯一の味方は努力である。
人生の意義は努力することにある。
明確な目標を持って学ぶ。
仕事だけでなく趣味でも、出来る限り的を絞る。
病気は予想すべきもの。
仲の良い夫婦は健康である。
気が散る、には2種類ある。幾つかの事に心を奪われる事、同時に幾つかのことが気になること。一時一物主義が大事。気が2つになると健康を失う。
凝る気は大局を見失う、張る気は