三輪裕範のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ある程度、仕事で英語に触れ、更に英語でのコミュニケーション能力を高めたいという人にとっては、有益な情報がきちんと盛り込まれているのではないかと思う。タイトル通りに勉強方法について、基本を体系的に学ぶことを期待した人にとっては、結構とんがった(?)視点なので、ちょっと「え?そこ?」となりそうだけど、自分にとっては「そういうことだったんだ!」と気づきを得られる内容だった。
特に、名詞構文を好む癖や情報を後から追加していく構造などは、直感的にはそういった文章に多く触れていたような気がするけど、具体的にそれが英語の特徴だったという意識はなかった。これを意識しながら英文を読んだり、英語を聞いたりするの -
Posted by ブクログ
著者の『本を書く技術』が良かったので購入。
最近の風潮とは異なり、質を重視する、いわば精読を薦めるところに、良心的な印象を受けた。
やはり読後の振り返りは重要。
(だけど、なかなかできない。)
特別目新しいことが書いてある訳ではないが、
それだけに、腹落ちしやすいと思う。
著者の「ザ・ブックス(何度も読み返す本)」は、下記の6冊。
・ギッシング『ヘンリ・ライクロフトの私記』(岩波文庫)
・アウレーリウス『自省録』(岩波文庫)
・セネカ『人生の短さについて』(岩波文庫)
・カーネギー『人を動かす』(創元社)
・ヒルティ『幸福論』(岩波文庫)
・森信三『「修身教授録」一日一言』(致知出版