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Posted by ブクログ
読書法をテーマにした本の中では最もよかった部類の一つ。
・本の趣きによって読み方・読む時間を変えていく
・必要に応じてノートを取る
・自分が気になるテーマを絞っていく
これらの読むに当たっての姿勢というか、心構え、ひいては有益な読書になるコツが非常に明快だ。
小説を読むのであればコツよりなにより楽しむという感情を味わえるかどうかだと思うので、小説に適用するようなものではないと思うが、そうではない学術書や社会をテーマとしたノンフィクションを読む際には大いに参考になる。
しいていえば、最初の章立てに「読書のための時間確保するには」という部分があったが、それは読書法というより時間術、この本で触れなくても良かったかもしれない。引き込んでいく、という意味では前段として良いところだったのだが、テーマからは少しずれているかな、と。
Posted by ブクログ
著者の『本を書く技術』が良かったので購入。
最近の風潮とは異なり、質を重視する、いわば精読を薦めるところに、良心的な印象を受けた。
やはり読後の振り返りは重要。
(だけど、なかなかできない。)
特別目新しいことが書いてある訳ではないが、
それだけに、腹落ちしやすいと思う。
著者の「ザ・ブックス(何度も読み返す本)」は、下記の6冊。
・ギッシング『ヘンリ・ライクロフトの私記』(岩波文庫)
・アウレーリウス『自省録』(岩波文庫)
・セネカ『人生の短さについて』(岩波文庫)
・カーネギー『人を動かす』(創元社)
・ヒルティ『幸福論』(岩波文庫)
・森信三『「修身教授録」一日一言』(致知出版社)
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(目次)
第1章 クオリティ・リーディングという考え方
読書の「質」を重視する
批判的読書とは何か
速読は逆に非効率
読書量よりも継続性に価値がある
読書効率は悪いほうがいい
メタボ読書のすすめ
読書の要諦は読後のフォローアップにあり
第2章 クオリティ・リーディングのための時間確保術
朝30分の読書から始めよう
朝型読書のメリット
どうしたら朝2時間を確保できるか
週末を制する者が勝つ
週日を制する者が週末を制する
「スキマ時間」を過大評価するな
「適時適書」を心がける
第3章 クオリティ・リーディングのための本の選び方
読書の目的を明確化する
30代は拡張志向、40代は収束志向
「フォーク型読書法」のすすめ
自分の本棚を眺めてみる
自分のホームグラウンドを持つ
リアル書店とネット書店を使い分ける
新刊本はリアル書店で購入する
リアル書店でのセレンディピティを大切にする
ネット書店では中古本と洋書を買う
「仲間褒め」と「自己規制」が横行する書評
書評者名は匿名にすべき
参考になるネット書店の書評
ライバルに差をつける本の見つけ方
本の中で紹介されている本に注意を払う
人に読書好きであることを知らせる
ジャーナリストの書いた本は読むな
口述筆記本は買うな
文章が生理的リズムに合わない本は読むな
第4章 クオリティ・リーディングのための本の読み方
社会人の読書で常に意識すべきこととは何か
「適時適書」のすすめ
「スキマ時間」には何を読めばいいか
「適法適書」のすすめ
お手軽・雑学系の本はどんどん読み進めていく
新書・文庫系の本は中身を見て読み方を変える
学術文庫系の本の読むときにはペンとノートを用意する
一般書は「スキマ時間」に読む
専門書を読み始めたら決して途中で投げ出さない
静寂な時間を確保する
背伸びした読書を目指そう
何度も読み返す本を持つ
自分で問いを立てて読む
「批判的読書」は「非難的読書」ではない
「批判的読書」と「共感的読書」を使い分ける
本を万能だと思ってはいけない
第5章 クオリティ・リーディングのためのフォローアップ
人間は忘れる動物である
ノートを使う
「もったいない」という気持ちを大切にする
読後フォローアップの3つの目的
実践で活用するための読後フォローアップ
知識や情報を獲得するための読後フォローアップ
考えるための素材を集めるための読後フォローアップ
心を動かされた箇所に印をつける
書き写しは10箇所に厳選する
魅力的な見出しをつける
読んだ本はできるだけ早めに書き写す
テーマが決まるまではノートを作らない
ノートを毎日読み返す
Posted by ブクログ
読書量を増やして「量」をこなすことの重要性を説く読書本が多いなか、厳選した本を精読することが一般的なビジネスマンにとって有益だとする一冊。
個人的に今までの読書本では最も印象に残った「ロジカル・シンキング・リーディング」とは一見対極的な本と言える。
しかし、両者は読書の目的・求めるものが異なる。
「ロジカル・・・」は、本の内容を文字通り「情報」と捕らえ、自分が直面する課題を解決するための材料とする手法を論じている。
対して本書は、より長期的に論理的な思考力を養い、自分の視野を広げることを主眼に置いている。
どちらが正解というわけではない。
自分が読書によって何を得ようとするかによって変わるものだろう。
読書の幅を広げるという意味で、この2冊に出会えたことは今年の大きな収穫の一つといえる。
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・もし単なる知識獲得や娯楽目的ではなく、読書から知的刺激を受けて、それについて考えたり、自ら考えをまとめていくという「創造的読書」を目的とするのであれば、「少なく読んで多く考える」という読書の「質」をより重視した「クオリティ・リーディング」を目指していく必要があるのです。
・自分の論理的思考力の強化やアイディアの厳選になるような「筋肉質の知識や情報」を、いかにして、できるだけ多く身につけるようにするかということです。
・本を読みっ放しにせず、読後に何らかのフォローアップを行うことによって、読書は初めて完結するのです。
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ビジネス・実用
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