チェック項目7箇所。本書は、人見知りで営業が苦手なあなた、人脈作りが苦手なビジネスマン、ジェネレーションギャップで部下または上司とうまくコミュニケーションできない人はもちろん、飲み会のようなざっくばらんな他者との交流が苦手な人、家族関係や学校、職場などで人間関係に悩むすべての人へ送る、誰でもできるコミュニケーション術の指南書です。元々世界観が違う相手に、テクニックは通じません、言語が違う相手に、日本語でテクニックを使っているようなものです。知識はあっても、ひけらかさないこと、ひけらかすと、知識があればあるほど売れないという「知識量=売上ダウン」という恐ろしい法則が待っています。「飲みにケーション」の本質は、アルコールを飲んで楽しくなることではなく、初めて会う人々が少人数で心を開き合う、気持ちの良い場所を作ることだからです、「飲みにケーション」は、お酒が飲めない人でも参加できるのです、重要なのは、アルコールよりも人選と組み合わせ、そしてお店の雰囲気です。飲みにケーションに上下関係を持ち込んではいけません、どんなに社会的に地位が高い人でも、先生と言われるような人でも、できるだけ素の状態で、人対人の関係性をもつ、そんな場を作るという意識が大切です。相手の何気ない、小さなひとことを覚えておくことです、誰もが見逃してしまうようなこだわりの部分を覚えておけばおくほど、相手は「私のことをこんなにも気にかけてくれていたんだ」とあなたのことを信用してくれます。リピーターは、主催者の分身であり、協力者です、「今回は初参加者も多いのでお願いしますね」と頼んでおくこともありますし、ドタキャンがたくさん出て、7人くらいしか参加者がいないという状況になってしまった時にも、リピーターにメールして、「ドタキャン出てしまったんですけど、明日の夜空いていませんか?」と頼むのです、いざ困った時の協力者がいてくれれば、どんな時でもなんとかなるという安心感が生まれます。