季巳明代のレビュー一覧

ひげなしねこ

季巳明代 / 竹内通雅

男前な「ひげなしねこ」が主人公のお話。
べらんめえ調が、自分はお気に入り。
小さい子には、ちょっと早いかな？と思ったが、なかなかよく聞いてくれ安心した1冊。
小学校の読み聞かせでも良いかもしれない。


3歳以上　　11月　5分30秒

じゅんばんこ！

季巳明代 / はせがわかこ

さくらこちゃんは年長さんになりました。いろんなことが1人で出来るようになったし、字もたくさん書けるし、みんなも「すっかりお姉ちゃんになったね」って言ってくれます。
ある日、さくらこちゃんはお母さんに「1人で寝る練習するよ」と言います。
いままではお母さんと一緒に寝ていたさくらこちゃん。
お母さんは心配です。
だけど、さくらこちゃんには強い味方がいるのです。それは・・・


たくさんのぬいぐるみを順番に並べて、毎日、一緒に寝るぬいぐるみを変えて、寝る練習をするさくらこちゃん。それを知ったお母さんは、その順番に入れてもらうことにしました。

こどもを抱っこしてあげているつもりで、
実は、抱っこしてもらっていたのだと気がついたCMを思い出した。
子どもが自分でいろいろ出来るようになってくれて嬉しい、という
気持ちと、まだまだ幼くいて欲しいような気持ち。子どもというより母目線で読んでしまう絵本。

ひっこしはバスにのって

季巳明代

【書き出し】
さかみちで、グラリとからだがゆれたので、ミミは、はっとして めをさましました。

【感想】
終盤二重の種明かしがあって、そういうのいいなって思った。
何回も引っ越ししてるのに「大切なものを置いていく」ということに自覚的でないわたしには少し羨ましい感性ですね。