山口栄一のレビュー一覧

  • 死ぬまでに学びたい5つの物理学
    教養としてしっておきたい近代物理学者、その考え方と背景。

    ニュートン 万有引力の法則
    ボルツマン 統計力学
    プランク エネルギー量子仮説
    アインシュタイン 相対性理論
    20正規の知 量子力学

    物理学を大きく発展させる契機となった新たな考え方として5つの理論に注目し、
    それぞれの学者達がどういう状...続きを読む
  • 死ぬまでに学びたい5つの物理学
    特殊相対論に関しては、タイトルとか前書きで書かれた目的に近くて、簡単な数学を用いつつも、数式で物理を理解しよう、みたいな内容ですが、それ以外に関しては物理学についての本ではなく、パラダイムを変えるような物理法則を発見した人たちの人生・人物像について書いた本でした。
  • 死ぬまでに学びたい5つの物理学
    ニュートン、
    ボルツマン、
    プランク
    アインシュタイン、
    シュレディンガーとハイデルベルク

    ギリシャ哲学が真理を追求する所からヨーロッパで科学が発達した。
    東洋は実学に留まった。
    ギリシャの奴隷制も影響しているのでは?
  • 死ぬまでに学びたい5つの物理学
    タイトルに違和感があります。
    そもそも、5つの「物理学」という表現に違和感があります。
    「5つの物理法則」とか「物理の5分野」、あるいは、「物理の5つの理論」などとした方がしっくりきます。

    また、5つの「物理学」を取り上げてはいますが、結局、著者が言いたかったのは、5つの「物理学」の着想の過...続きを読む
  • 死ぬまでに学びたい5つの物理学
    数式を平易に解説する部分は誠意があり面白いが、科学史のところはちょっと退屈。本書のコンセプトから言えばもっと数式を出してもよかった。
    終盤の知の創造プロセスの考察は意欲的だが、創発の部分がブラックボックスなのでどうしても後追いで当て嵌めている感は否めない。
  • イノベーション 破壊と共鳴
    (S)
     イノベーションの分類として「パラダイム破壊型」を提唱。
     クリステンセンが提唱した「持続型イノベーション」「破壊型イノベーション」という対となる概念に対して、「パラダイム破壊型」と「パラダイム持続型」という対を筆者は提案する。
     「パラダイム」とは、製品が基づく科学・技術分野の事で、真空管...続きを読む