小屋洋一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いわゆる当たり前の幸せを愚直に追い求めてしまうと、30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します。
タイトル長!いけど、分かりやすくて良い本でした。
サラリーマンに保険はいらない、は理解も実践もしてることだけど、「教育投資は子どもよりも親である自分を優先せよ」は斬新。
他にも気になったポイントをメモ◎
・専業主婦は究極の贅沢(億ションを買う方が専業主婦よりも安い)
・夫の給料で生活し妻の給料を貯金すると、老後にプチセレブになれる
・持ち家はリスクを多分にはらんだ「投資」、賃貸は単なる「消費」
・サラリーマンに医療保険はいらない、がんの治療にそれほどお金はかからない(リスクの強度頻度のマ -
Posted by ブクログ
ネタバレ親世代と同じような生活を、何も考えずに行なってしまうと大変なことになる、とFPの筆者はいう。そうならないために、綿密なライフプランを作成することを勧めている。
ライフプランとは、人生設計。就職や結婚、出産、子供の進学、車や家の購入、退職など、人生の様々なイベントに合わせてどれだけお金が必要になるか「お金の計画」=ライフプランニング。
まず、専業主婦になる、または奥さんを専業主婦にするということは、本来稼げたであろう数億円をフイにすることなのだと説明されている。専業主婦になることは、それを幸せに感じる人もいると思うが、こうした経済的な損失を理解した上で選択することが望ましいと感じた。
お金 -
Posted by ブクログ
2016.9.11
●親時代と違い、これからの時代は預金→投資をしないと資金形成が難しい。
●子供が小さいうちは余計な教育費をかけない、子供を大学に進学させるのであれば一部でも自己負担してもらって、自分たちの老後資金を守りつつ、子供にちゃんと勉強してもらうべき(できれば国家資格を取って、全国どこでも就職に困らないように手に職をつけさせる)
●サラリーマンに医療保険、終身保険はいらない
→この手の本を読んだり、FPのセミナーに行ったり、自分でお金について勉強するようになってから、入ってた保険はほぼ解約しました。今まで払ってた保険料アホくさ… -
Posted by ブクログ
私も親世代と同じ金銭感覚では、この時代生きていけないと感じて手に取る。ほぼほぼ、共感できる内容で、考えが合うなと言う感想。
著者曰く、「親と同じくらい豊かになるのは、ほとんど無理な時代がすでに到来しているので、これくらいは普通だろうという「当たり前」を修正する必要がある」
【学】
親自身が日々勉強している姿を子供に見せることは、勉強ができる子供に育てるのに有効
住宅を購入した場合、年収1000万以下のすべての階層で、赤字になってしまう。僕たちの持っている「これくらいは当たり前だ」という生活水準が、時代に合わなくなっている。
平均家賃
400~600万円:49,749円
600~800万 -
Posted by ブクログ
1時間で読める内容ですので、現状の日本の年金や生涯賃金に関する知識が無い人は一読する意味はあると思います。
以下は備忘録用の内容要約かつ感想となるため、不快に思う方は、お控え下さい。
要旨
30代向け、老後の生活資金準備のために以下をすべき。
1.専業主婦で無く、共働きを目指す。妻が正規雇用の場合、2億程の収入機会の損失。
2.無駄な健康保険や生命保険に入らない。会社員であれば、既に手厚い保険有。
3.貯金では無く資産運用をすべき。年率4%も分散投資であれば可能。
感想
現在の父親世代の当たり前を鵜呑みにしないという著者の主張には納得するも、資産運用はリスクがある事も主張すべき。
長期運