荒和雄のレビュー一覧

  • よい世襲、悪い世襲

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    よい世襲、悪い世襲。荒和雄先生の著書。世襲や二世は悪いとされたり後ろ指を指されることが多いけれど、私は世襲や二世は良い面もたくさんあると思う。親が一生懸命に頑張る姿を見て、親と同じ仕事をしたいと考えるのは自然なこと。それが世襲になったとしてもただの結果論で、世襲が非難されるのはお門違い。世襲に対して不平不満を言うのは簡単だけれど、日本から世襲がなくなったら、きっと今よりずっと悪い社会になる。

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    2019年07月07日
  • よい世襲、悪い世襲

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    経済格差は「悪い世襲」制のもとに拡大し、格差社会は広がるばかり。
    しかし、世襲を一概に「悪」と決め付けてしまってはいけない。
    「よい世襲」を実例豊富に徹底紹介し、世襲が守ってきた「志」「信用」「匠の技」で、日本に元気を呼び戻す。

    [ 目次 ]
    第1章 世襲を育む日本の風土(世襲の種類 世襲と密接な関係のある家元・名跡・襲名制度 「士農工商」の身分制度にみる社会秩序の維持の支柱 寄らば大樹、「争い」を好まぬ国民性 年功序列、終身雇用、滅私奉公を求める雇用システム 世襲を支える人縁、地縁、業縁の連帯性と結束力 世襲を支えるNo.2軍団の存在)
    第2章 世襲の現状と特色・問題点(大企

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    2011年06月06日
  • 銀行融資の掟

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    銀行、ユーザーの対立する融資するされる立場を提案を含めた著述。
    どちらの立場に対しても、厳しく鋭い指摘だと思った。

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    2012年01月06日
  • 銀行 儲かってます!

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    [ 内容 ]
    この20年の間、日本経済は絶頂と絶望を経験した。
    その過程で銀行の不倒神話も崩れ、「大蔵省消滅」という未曾有の事態にもさらされた。一方国民の間では、リストラ・過労死・ワーキングプアという言葉も、いつの間にか定着した。
    これら負の経験をもとに、銀行を中心とした我々の経済生活に、新しいビジョンが生まれるはずだった。
    しかし、血税注入により生き返った銀行は、なり振り構わぬ再編を繰り返し、メガバンクとしてひとり再生を果たす。
    結局は近年最高益を出し、相変わらず「儲けて」いる。
    こんな現状に苛立つ読者にとって、本書は彼らメガバンクの本音と建前がよくわかるコンパクトな一冊となる。

    [ 目次

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    2014年10月26日
  • 銀行 儲かってます!

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    「銀行で働く人たち」の思考を理解するために読んだ本。規制業種ならではの独特な発想・思考になぜなるのか。参考になる。

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    2009年10月04日
  • 銀行 儲かってます!

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    2007.5時点、人材の不良債権は手つかずのまま。内部改革が進まず不合理なシステムが依然として存在、体質はバブル期から変わっていない。信頼を基本とした商売に戻り、金融業からサービス業に変身すべき。

    日本経済を良くできる力を持っているのに、保身で逆行しているうちに競合が出てきて、みたいな。

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    2015年12月05日