久保田崇のレビュー一覧
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さぞかし役に立つことだろうと思ったらそこまででもなかった、ある種当然のことが書き連ねられていた、というのが正直な感想。
しかしそれは共通素地があるかもしれない。
(以下まとめ)
官僚の忙しい生活の中で、官僚的業務(国会対応、予算作成など)に追われている毎日。
しかし筆者は留学経験(論文、研究テーマが行政に携わるもののWLバランス的なものだったらしい)を通じて、そこから一歩踏み出して世界を広げる、政策立案をする官僚として必要な見識を身につけるための時間の過ごし方を意識する。
その中で実践していること、根底にある意識について触れられているのがこの本。
まずは「余裕」をもつこと。そのための方法 -
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ネタバレ読後備忘録
霞が関で最優先の仕事 法案作成、国会答弁作成
法案は各省折衝と交渉力が必要
一定の期限までに閣議決定を経て、
国会に法案を提出しなければ成立しなくなるので、必死になる
他の法律や前例などを根拠に少しでも有利な材料を
提示することにより論理的に説得できる方向を目指す
法案作りのプロセス
1.特定の課題について対策を審議してまとめる 12月まで
2.法案の骨子を固める 12月
3.法案を条文ベースで作成する 1~2月
4.法案について内閣法制局の了解を得る 2月
5.法案の中身について各省協議を行う 2月
6.法案を政府が閣議決定して国会に提出 3月
7.国会において衆議院、 -
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『仕事術』と言うより、官僚の激務と、留学の経験から著者が学んだ『基本的な考え方』を紹介されていると感じた。激務をこなしていくためのハウツーといった趣は感じられなかった。
個人的には、仕事術という漠然としたことより、官僚という人達がどれだけ大変な立場でご苦労されているか、のほうが印象に残った(著者の真意の一つにそれがあるのでは、と思う)。いわゆるスーパーエリートである著者が、どんな苦労をしながら、どのような問題に取り組み、そして留学を経て、ワークライフバランスの重要性に気づいた、というのが大きな流れであった。
著者にとって初の著書とのことで、それゆえなのか、編集者のせいなのか分からないが、話の展 -
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ネタバレ現、陸前高田市 副市長の著作。三省堂の新書コーナーの平積みに目が付いて購入してみた。
印象に残った箇所を挙げていく
①忙しいポジションについても余裕を失わない人が、さらに重要なポジションについていく
②まずは内部人脈を固めることが効果が高い
③上司を論破しようとするのは愚策 良好な関係を保つこと
④メールの件名は具体的に
⑤フォトリーディングでは、難解な本、興味の無い本ほど効果が高い
⑥新聞は読むな 一時的なフロー情報より、深く分析されたストック情報を得るべし(情報選択の基準やモノサシを持ち、情報を取捨選択する)
⑧個人の裁量で決められる問題は、直感で決めていく。ヒトには理屈を超えて生き延び -
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とても読みやすい本。常に真正面から物事に取り組み、精一杯に取り組みがちだが、時間も限られている。仕事だけが人生ではない。むしろリラックスして人生を楽しむ姿勢こそが、質の高いアウトプットを生み出す方法である。
うまく仕事をこなすことが大事。
改めて関心したのが、自分も公務員だが国会議員から質問取りに行くときは、ただ相手の言っていることを聞き取るだけでなく、こちら側が答弁しやすいように質問を誘導することが大事。
下記は引用
1.ToDoリストの処理順番
●『「他人との共同作業」vs「自己完結作業」の軸』と『「頭を使って考える仕事」vs「頭をあまり使わない仕事」の軸』の2軸4象限に分ける
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【新たな気付き】
すきま時間の活用は「手軽さ」を重視。
[例]
A必要箇所を縮小コピー
Bテキストを分割(裁断)
【既知だが下意識に根付いていない点】
1.試験合格に向けてまずは試験の詳細を把握する。
[例]
A出題傾向(過去問)
B合格最低点
C各科目の配点比率
2.モチベーションの維持
[例]
A勉強会に参加
B少し高めのカフェに行き、勉強しないと損という状況を作る。
C家に引きこもらないように、土日は外出する予定(人との約束やお金を先に支払う等プレッシャーのあるもの)を入れる。
3.自信を持つこと、前向き思考の重要性
【印象的な言葉】
自信を持つきっかけになる成功 -
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特別目新しいことはありませんでしたが、今(資格試験に向けて)自分がやっている方向性に間違いがなかったと確認できたことが一番の収穫です。
さらに、「ああ、だからダメだったのね」という点もいくつか発見できました。
■参考書はいらない
問題集を重視せよということ。問題集は実力を測るためでなく知識を習得するためにやるのだ。
■翌日10分の工夫
昨日やってできなかった問題を、今日、勉強を始める前に必ず見直す。
これで記憶の定着率が全然違う。
記憶術として翌日・翌週・1ヵ月後の重要性は知識として知っていましたが、それをどうスケジュール化していくか、うまくいっていなかったので参考になります。
そして