藤田麻貴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
藤田作品も好きです。(笑)主人公が暴れる子で、とても可愛いです。やはり、女はこう芯がしっかりしてて意思を曲げない人でないと!しかもこの主人公は腕っ節も強い!ストライクゾーン!(笑)過去の出会いとか、貫き続けようとする心とか、強くあろうとする心意気とか…。非常に感心させられます。弟は誘拐されて行方不明。その弟の手がかりを探るべく、将来は警察官になろうとする主人公。現在のいろんな犯罪とあいまって納得するところも多数。作中の、「手は傷つけるためではなくて抱きしめるためにある」みたいな台詞があるのですが…そこのシーンがじーんときます。…最後はヤクザとくっつくのか非常に気になります。
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ネタバレ 購入済み
ノートとは香調
コハルノオトって「小春の音」かな?「小春ノート(文具)」かな?
book liveでの紹介文に「事件簿」ってあるから「ノート(文具)」のほうかな?
って思ってたら違いました
「ノート(香調)」の方でした
あえて言うなら「小春の香り」ですね
小春の雇用主になる南方さんは小春の感情の匂いを、良い感情の匂いも悪い感情の匂いも好ましく思うわけですが、
どんな香りに感じているんだろうかと、香りを想像しながら読むのも楽しいです
この時は苦味のある柑橘系だろうか、これはラベンダーがベースノートだろうかetc
ラストストーリーの「特別な匂い」は、決して単調な甘いだけの香りではなかったん