工藤公康のレビュー一覧

  • 数字じゃ、野球はわからない

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    現役時代から理論派、研究家として有名だった工藤公康氏。
    時代と共に野球理論も、指導者論も変化していくなかその変化に合わせて考え方を変化させてきたことがよくわかる一冊。
    自分の現役時代の当時の常識も引き合いに出しながら、今、球界におきている変化について書かれている。
    かつて名投手と呼ばれ、また名将とも呼ばれた男がその変化をどのように捉えているのか?

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    2025年04月14日
  • プロ野球の監督は中間管理職である

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    野球ファンに限らず、組織で上に立つ人間には読んでもらいたい本。組織の目的を果たすためにどう行動するかを示してくれている。自分はこのように行動できるかいるか。相手の気持ちをここまで考えるリーダーになるのは簡単なことではない。ソフトバンクが黄金時代を築けた理由を窺い知ることができた。

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    2025年04月04日
  • 数字じゃ、野球はわからない

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    名投手の一人かつ監督としても球史に名を残す工藤公康氏。さすが一つの分野で功績を上げただけあって考え方、知識など素晴らしい。根性論の時代からトラックマン、ラプソードなど数値化された時代まで、見事に自分をアップデートさせている。
    印象的なのは40歳まで野球はつまらなかったという言葉。芸を極めた人にしかない感想であろう。
    スポーツ選手というと持って生まれた才能、体力が大きいのはもちろんだが、努力する才能、自分を冷静に分析する能力などが大変重要なことが良く分かる一冊

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    2025年03月09日
  • プロ野球の監督は中間管理職である

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    プロ野球を知らなくてもいいので、中間管理職の方に読んでもらいたい本。中間管理職じゃなくても読んでもいい本。

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    2024年11月06日
  • プロフェッショナル投手育成メソッド 一流投手へ導く“投球メカニズムとトレーニング”

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    投手には再現性が重要であり、そのためのトレーニングや走ることなど、必要な練習方法が詳しく書かれていた。ソフトバンクの投手にも伝えていたように内容は18歳以上を対象としている本であるが、高校生以下でも知っておくと為になる事も書かれているので多くの人に読んでもらいたいと思った。西武時代のお祭り選手というイメージがあった工藤投手の本を以前(10年程前)にも何冊か読んだことがあるが、その時から工藤投手が好きになり、今回の本でより好きになった。

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    2023年04月15日
  • 55歳の自己改革

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    ものすごく僭越だけど、監督として工藤さんが直面した苦悩や気づきが今の自分にものすごくタイムリーで、最高のタイミングで読みました。
    見ること、認めること、そして学び続けること。結局は自分の姿勢。正しさより幸せ。
    どんな時代もチームにとって必要なのは結局は人。
    手元に置いときます。

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    2021年02月11日
  • 55歳の自己改革

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    学生時代、練習に来るOBを見て、人生4周か5周すると「もう人は変われないんだ」と感じたことを覚えてる。歳をとると人は学習することをしなくなり、過去の栄光にすがるものなのだと愕然とした。社会人になると、必ずしも大人全員がそうではなく、練習に憂さ晴らしに来るOBはあまり会社でも出世してなさそうだぞと、おぼろげながら見えてくるものがある。とは言え、50を過ぎて新しいことに挑戦したり、自己改革を続ける人もさほどいない。
    そこにきて、このタイトルはある意味衝撃だった。55歳で自己改革。しかも第1章は「反省」。55歳にして自ら省み、非を認め、そして成長しようとする。まだ夢もあり志も高い発展途上の55歳は、

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    2019年08月18日
  • 現役力 自分を知ることからすべては始まる

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    来年の現役続行も決まった工藤投手。1963年生まれで、46歳の最年長プロ野球選手である。才能だけで、ここまで野球を続けることは不可能である。その不可能を可能に変えた何かが、本書のテーマ。さすがに工藤投手。「深イー」の連発であった。

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    2018年10月23日
  • 現役力 自分を知ることからすべては始まる

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    最近、スポーツ選手が書く書籍ってブームなんですかね。よく書店で目にします。

    その中でも、秀逸なのがこの一冊。
    「プロとは何か」「気付けよ、青年!」と
    自身が直接語りかけてくるような感覚にさえ陥る。
    きっと、全て自身のフィルターを通した生の声だからだと思う。
    自分自身にカツ!を言ってもらえている気がする。

    このレビューを書くにあたり再度読み返したら
    新たな発見が・・。
    良い本ってこういうものなんですね。

    ・・って褒めすぎ!?という、そこのあなた!
    ぜひ一度手に取ってみて下さい。

    スゴイっす。
    あー、スゴイっす。

    仕事に就いている以上、僕らは「プロ」なんだ。
    自分で考えることの重要性。

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    2009年10月04日
  • 野球のプレーに、「偶然」はない ~テレビ中継・球場での観戦を楽しむ29の視点~

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    きっかけ
    趣味の野球観戦の深掘りにと思って読んだ本
    内容
    野球観戦における注目ポイントと行動の意味を元プロ、日本一監督が解説してくれるもの
    感想
    スコアラーの目線でこう見るみたいな解説本は読んだことあって、そういう類かな?と思ったけどこの本は本当に野球観戦目線で書かれているので野球のルールがわかっている人が見ると楽しめると思う。
    ただ、書かれてるのが2013年とかなり古く、若手として紹介されてる選手が今年戦力外受けてたりするので、最近見始めた人からするとピンとこないし、確かめるのもちょっと難しいのが難点。
    いつの間にかストレートに変わってフォーシームと呼ばれててなんとなく真っ直ぐとちょっと動く

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    2025年10月26日
  • プロ野球の監督は中間管理職である

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    なんか、やっぱり凄いな。
    選手時代も監督時代も当たり前のように
    結果を出してきた人だけど、
    こんな風に考えてきて、
    こんな風に考えが変わってきたのだな、
    というのがとても分かりました。
    立場がまるっきり違いますが笑
    少しでも参考にしていきたいです。

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    2025年09月26日
  • 数字じゃ、野球はわからない

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    投手と打者とでいろんな駆け引きがあったりするのが参考になった。 素人目線で見ているのと実際とではいろいろと違うのがわかり、これから野球をみるのがさらに楽しみになった。

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    2025年02月21日
  • 活の入れ方

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    自分の成功体験に固執しない。
    時代の変化を敏感に感じる。
    人と接する時は合気道の様に
    柔軟に接する。

    リーダー論については期待より
    少なかったが読むに充分値する
    内容だった。

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    2024年06月09日
  • 活の入れ方

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    やっぱり、自らの体一つで大きなことを成し遂げ、後進の育成にも力を注ぐ人のセリフは、刺さるよな・・と感じてしまう。ひねくれた見方をするならば、他のHowTo本と変わらないようにも思う。あえて言えば、実績がある人のセリフだから信用するという権威主義に毒されているのか? 
    ・・・と、うだうだ考えてしまうと、読書としては面白くなかろう。「学び」の一つの「型」として、偉人の言葉を玩味することは、古来、有効と言われているのだし、読書という行為の根幹でもある。まあいいか。

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    2024年04月29日
  • 野球のプレーに、「偶然」はない ~テレビ中継・球場での観戦を楽しむ29の視点~

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    大変に分かりやすく解説されており、なおかつ視野を広げてくれる。監督として成功しているのは、単に戦力が充実しているから、だけでないと思う。

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    2016年05月01日
  • 「10年先の自分」をつくる

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    ネタバレ

    29年間プロ野球選手として活躍してきた工藤公康さんからのメッセージ型のビジネス本。
    いくつも、ヒントと気付きをもらえる言葉に溢れた内容でした。
    「10年先の自分」の分かれ道は、「今」自分でやるべきことに気付けるかどうか。
    「いつでも大事なのは、自分で考え、自分で動くこと」
    学問ではなく、アスリートとして、自分を鍛え抜き、考え抜き、行動してきた彼だからこそ、伝えられる内容ばかり。

    将来が見えずに不安を感じる方、やる気やモチベーションが下がっている方には、ベストな一冊だと思います。

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    2015年01月10日
  • 野球のプレーに、「偶然」はない ~テレビ中継・球場での観戦を楽しむ29の視点~

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    野球観戦の為の本だが、基本に分かりやすく触れている面もあるので、現役の学生が読んでもいいと思う。

    小五の甥っ子にも読ませたいが、本を読むタイプではないからなぁ。。

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    2013年10月03日
  • 野球のプレーに、「偶然」はない ~テレビ中継・球場での観戦を楽しむ29の視点~

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    よくある野球の技術書とは違いあくまで野球観戦をより楽しむ視点を書いたものなので、野球未経験者でプロ野球ファンの自分にとって読みやすくて勉強になりました。

    特に気になったのは第2章の捕手視点のはなし。
    1球目の入り方など配球を知るためのポイントを少しだけでも知れて本の帯に書かれている{{今日から、『野球の見方』が変わります!!}を体感できました。

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    2013年04月29日
  • 野球のプレーに、「偶然」はない ~テレビ中継・球場での観戦を楽しむ29の視点~

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    比較的初心者向け、あるいは初心に立ち戻りたい人向けの本だと思うが、それでも唸る部分多々あり。
    例えば守備位置が前か否かで守備能力が図れるって言われてみれば当たり前なんだがその指摘には感心する。
    それにしても第二次西武黄金時代ってやっぱりとんでもないチームやったな。
    一体何処のどいつですか、つまらん野球とかぬかしてた奴は。

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    2013年04月29日
  • 現役力 自分を知ることからすべては始まる

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    工藤公康投手について知りたくて読書。

    著者の自伝のような内容。プロ野球で年20勝を上げ投手も40歳前に引退したり、200勝へ到達しない投手も多くいる厳しい世界。投手なら100勝積

    み上げれば一流と認識される中で224勝はすごい数字だと思う。

    年間最高勝利数は西武時代の15勝。すご数字はあるが、最多勝のタイトルは1度も取っていない。それでも47歳まで現役を続け、200勝を達成し、

    超一流の証である名球会入りを果たした方が大きな価値があると思う。

    私の著者のイメージはファンであるダイエーホークス(現ソフトバンクホークス)へ西武ライオンズ(現埼玉西武ライオンズ)から移籍してから

    となる。

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    2012年12月17日