工藤公康のレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
学生時代、練習に来るOBを見て、人生4周か5周すると「もう人は変われないんだ」と感じたことを覚えてる。歳をとると人は学習することをしなくなり、過去の栄光にすがるものなのだと愕然とした。社会人になると、必ずしも大人全員がそうではなく、練習に憂さ晴らしに来るOBはあまり会社でも出世してなさそうだぞと、おぼろげながら見えてくるものがある。とは言え、50を過ぎて新しいことに挑戦したり、自己改革を続ける人もさほどいない。
そこにきて、このタイトルはある意味衝撃だった。55歳で自己改革。しかも第1章は「反省」。55歳にして自ら省み、非を認め、そして成長しようとする。まだ夢もあり志も高い発展途上の55歳は、 -
Posted by ブクログ
最近、スポーツ選手が書く書籍ってブームなんですかね。よく書店で目にします。
その中でも、秀逸なのがこの一冊。
「プロとは何か」「気付けよ、青年!」と
自身が直接語りかけてくるような感覚にさえ陥る。
きっと、全て自身のフィルターを通した生の声だからだと思う。
自分自身にカツ!を言ってもらえている気がする。
このレビューを書くにあたり再度読み返したら
新たな発見が・・。
良い本ってこういうものなんですね。
・・って褒めすぎ!?という、そこのあなた!
ぜひ一度手に取ってみて下さい。
スゴイっす。
あー、スゴイっす。
仕事に就いている以上、僕らは「プロ」なんだ。
自分で考えることの重要性。
-
Posted by ブクログ
きっかけ
趣味の野球観戦の深掘りにと思って読んだ本
内容
野球観戦における注目ポイントと行動の意味を元プロ、日本一監督が解説してくれるもの
感想
スコアラーの目線でこう見るみたいな解説本は読んだことあって、そういう類かな?と思ったけどこの本は本当に野球観戦目線で書かれているので野球のルールがわかっている人が見ると楽しめると思う。
ただ、書かれてるのが2013年とかなり古く、若手として紹介されてる選手が今年戦力外受けてたりするので、最近見始めた人からするとピンとこないし、確かめるのもちょっと難しいのが難点。
いつの間にかストレートに変わってフォーシームと呼ばれててなんとなく真っ直ぐとちょっと動く -
-
Posted by ブクログ
工藤公康投手について知りたくて読書。
著者の自伝のような内容。プロ野球で年20勝を上げ投手も40歳前に引退したり、200勝へ到達しない投手も多くいる厳しい世界。投手なら100勝積
み上げれば一流と認識される中で224勝はすごい数字だと思う。
年間最高勝利数は西武時代の15勝。すご数字はあるが、最多勝のタイトルは1度も取っていない。それでも47歳まで現役を続け、200勝を達成し、
超一流の証である名球会入りを果たした方が大きな価値があると思う。
私の著者のイメージはファンであるダイエーホークス(現ソフトバンクホークス)へ西武ライオンズ(現埼玉西武ライオンズ)から移籍してから
となる。