松井彰彦のレビュー一覧

  • 高校生からのゲーム理論
    「高校生からの・・・」というタイトルに違わず、身近な例からゲーム理論の基本をわかりやすく教えてくれる本。

    ゲーム理論というと(トランプとかモノポリーとか狭い意味での)ゲームのカラクリを研究するガクモンのように思っちゃうけど、実はさにあらず。かけひき理論、とでも言った方が誤解は少ないような気がする。...続きを読む
  • 高校生からのゲーム理論
    初めて、ゲーム理論についての本を読んだ。

    読んだらわかったようでわからなかったが
    一つ一つの例えが面白かった
    もう一度読み返してみる
  • 高校生からのゲーム理論
    ゲーム理論の入門書。歴史から市場から社会まで幅広い事例をゲーム理論の切り口で切ってみせる。

    顔の見えない競争(「退出」が重要)と見える競争(「声」が重要)の対比が興味深い。実社会では、オープンな市場よりも組織内での取引(顔の見える)の比重が高いのだから。
  • 高校生からのゲーム理論
    身近な問題をゲーム理論を使って解説しているところは面白かった。特にいじめ問題の解説は、ゲーム理論の守備範囲の広さを知らしめる好例であった。
  • 高校生からのゲーム理論
    松井彰彦氏の文章は読み手に伝わるように書かれているため、ゲーム理論について初めて読む人におすすめ。
    恋愛やサッカーのPKなど身近な例を引き合いに説明してあり、複雑なゲーム理論も理解しやすい一冊。
  • 高校生からのゲーム理論
    ゲーム理論を高校生向けに書いたもの。難しい数式はない。ただ何となくわかった気がするが、まだスッキリしない。ゲーム理論というメガネを通して物事を別の捉え方ができる事がわかった。でももう一度読み直しだね。
  • 高校生からのゲーム理論
    教室のいじめからエア・ドゥーの破綻まで日常見かけるあの場面やこの場面をゲーム理論で読みこなしていく一冊……なのだろうか? ゲーム理論というよりも、傍証や例えの分量が多く、ゲーム理論の本を読んだという印象がかすむ。
  • 高校生からのゲーム理論
    MBAの講座でゲーム理論の面白さにちょこっと出逢った。

    人の行動はある意味で何らかのゲームを演出しているのかもしれない・・・
    そして、
    それは、人間だから。。。
    つまり、人間という素晴らしい生物が持つ感情があるからだから、
    と思うのである。

    だから・・・
    ゲームという安定的なパターンとしてまとめ...続きを読む
  • 高校生からのゲーム理論
    20140206 タイトルの通り分かりやすく解説してくれて読みやすい。世界平和の実現にも役立つのではないだろうか。
  • 高校生からのゲーム理論
    流石にサクッと読める。「顔の見える競争」について、「退出(市場競争)」と「声(組織的な改善)」のトレードオフについての議論は面白かった。あと、最後にヒュームの人性論に踏み込んでたのも面白かったなぁ。
  • 高校生からのゲーム理論
    高校生が読む入門書って感じではなくて、経済、ゲームネタのコラム集のような色彩。勉強というよりかは読み物として楽しみましょう。エアドゥーがなぜ失敗したかあたりの分析が面白かった。
  • 高校生からのゲーム理論
    2冊目。ゲーム理論についての入門書。
    ゲーム理論の事例がいくつか紹介されていました。
    面白かったのは、タルムードの財産分割のところ。(pp.41~47)
    ある男が借財を背負ったまま破産した。債権者はA、B,Cの3人いて、それぞれ100、200、300であった。残念ながら男の資産は600には足らず、債...続きを読む
  • 高校生からのゲーム理論
    ゲーム理論の入門書。ゲーム理論とはどんな使い方をするものなのかについて書かれている。
    実例も多く、図解も多くてわかりやすかった。

    ■この本を知ったきっかけ
     本屋で見かけて。
    ■読もうと思ったわけ
     ゲーム理論について知りたくて。
  • 高校生からのゲーム理論
    松井彰彦著「高校生からのゲーム理論」ちくまプリマー新書(2010)
    *離れて人間関係を読む事は大切である。当事者なのに離れてみる。でも心はあついままに。幽体離脱では有るまいし、と思うが、この幽体離脱のような離れ業こそ恋愛だけではなく、社会科学にも必要な物である。マーシャルという経済学者も「熱き心と冷...続きを読む
  • 高校生からのゲーム理論
    Twitterで好き勝手つぶやいていたらあるときいろいろな意味で有名な池田信夫さんから「それはフォーク定理ではナッシュ均衡だから~」という返信が来た。
    さっぱりわからなかったのだがどうやらゲーム理論に関することだということだけは判明したのでダッシュで池袋のジュンク堂にいってこの本を手に取った。
    フォ...続きを読む
  • 高校生からのゲーム理論
    三国志やエア・ドゥの航空業界参入、いじめ問題といったわかりやすい例を取り上げて説明しているので、読み物としてはとてもおもしろい。ただ、私の目的だったゲーム理論の入門書としての役割は果たしているのか、読み終えてもよくわからない。ある意味、それくらい敷居は低く、読みやすい。

    Give&Takeで両者が...続きを読む