松井彰彦のレビュー一覧

  • 高校生からのゲーム理論

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    「高校生からの・・・」というタイトルに違わず、身近な例からゲーム理論の基本をわかりやすく教えてくれる本。

    ゲーム理論というと(トランプとかモノポリーとか狭い意味での)ゲームのカラクリを研究するガクモンのように思っちゃうけど、実はさにあらず。かけひき理論、とでも言った方が誤解は少ないような気がする。

    Wikipediaにもあるように、

    ・ある特定の条件下において
    ・利害が異なる複数の主体の間で生じる
    ・戦略的な相互関係

    を研究するものであり、その「特定の条件」と「相互関係」がゲーム理論をゲーム理論と呼び習わせているミソなのだろうと思われる。

    さて、この本。
    恋愛談義から始まって、サッカ

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    2019年06月17日
  • 高校生からのゲーム理論

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    初めて、ゲーム理論についての本を読んだ。

    読んだらわかったようでわからなかったが
    一つ一つの例えが面白かった
    もう一度読み返してみる

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    2019年01月31日
  • 高校生からのゲーム理論

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    ゲーム理論の入門書。歴史から市場から社会まで幅広い事例をゲーム理論の切り口で切ってみせる。

    顔の見えない競争(「退出」が重要)と見える競争(「声」が重要)の対比が興味深い。実社会では、オープンな市場よりも組織内での取引(顔の見える)の比重が高いのだから。

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    2018年11月05日
  • 高校生からのゲーム理論

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    身近な問題をゲーム理論を使って解説しているところは面白かった。特にいじめ問題の解説は、ゲーム理論の守備範囲の広さを知らしめる好例であった。

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    2021年08月08日
  • 高校生からのゲーム理論

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    松井彰彦氏の文章は読み手に伝わるように書かれているため、ゲーム理論について初めて読む人におすすめ。
    恋愛やサッカーのPKなど身近な例を引き合いに説明してあり、複雑なゲーム理論も理解しやすい一冊。

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    2016年08月01日
  • 高校生からのゲーム理論

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    教室のいじめからエア・ドゥーの破綻まで日常見かけるあの場面やこの場面をゲーム理論で読みこなしていく一冊……なのだろうか? ゲーム理論というよりも、傍証や例えの分量が多く、ゲーム理論の本を読んだという印象がかすむ。

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    2014年07月26日
  • 高校生からのゲーム理論

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    MBAの講座でゲーム理論の面白さにちょこっと出逢った。

    人の行動はある意味で何らかのゲームを演出しているのかもしれない・・・
    そして、
    それは、人間だから。。。
    つまり、人間という素晴らしい生物が持つ感情があるからだから、
    と思うのである。

    だから・・・
    ゲームという安定的なパターンとしてまとめきることができないが、
    ひとつのミカタとして、現象を観てみると、
    な~~るほどっとつながるストーリーがある楽しさがあった。

    日々の何気ない現象や行動について、
    ゲーム理論というミカタで観た身近なストーリーの一冊。

    結構複雑な理論が展開されるところもあるが、
    自分に近いところでゲーム理論を楽しめる

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    2014年02月20日
  • 高校生からのゲーム理論

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    20140206 タイトルの通り分かりやすく解説してくれて読みやすい。世界平和の実現にも役立つのではないだろうか。

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    2014年02月06日
  • 高校生からのゲーム理論

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    流石にサクッと読める。「顔の見える競争」について、「退出(市場競争)」と「声(組織的な改善)」のトレードオフについての議論は面白かった。あと、最後にヒュームの人性論に踏み込んでたのも面白かったなぁ。

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    2013年11月16日
  • 高校生からのゲーム理論

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    高校生が読む入門書って感じではなくて、経済、ゲームネタのコラム集のような色彩。勉強というよりかは読み物として楽しみましょう。エアドゥーがなぜ失敗したかあたりの分析が面白かった。

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    2013年10月28日
  • 高校生からのゲーム理論

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    2冊目。ゲーム理論についての入門書。
    ゲーム理論の事例がいくつか紹介されていました。
    面白かったのは、タルムードの財産分割のところ。(pp.41~47)
    ある男が借財を背負ったまま破産した。債権者はA、B,Cの3人いて、それぞれ100、200、300であった。残念ながら男の資産は600には足らず、債権者たちは何がしかの金額をあきらめなくてはならない。
    上記の場合のタルムードの規定が、ゲーム理論でいう「仁」の解と同じらしい。資産額の多寡によって、分割のルールが異なるという点と、ユダヤ人がそのルールを公平と考えていた点が興味深い。
    本書には、ゲーム理論とはそもそも何か、という説明が少なく、事例をあ

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    2013年05月30日
  • 高校生からのゲーム理論

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    ゲーム理論の入門書。ゲーム理論とはどんな使い方をするものなのかについて書かれている。
    実例も多く、図解も多くてわかりやすかった。

    ■この本を知ったきっかけ
     本屋で見かけて。
    ■読もうと思ったわけ
     ゲーム理論について知りたくて。

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    2013年03月06日
  • 高校生からのゲーム理論

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    松井彰彦著「高校生からのゲーム理論」ちくまプリマー新書(2010)
    *離れて人間関係を読む事は大切である。当事者なのに離れてみる。でも心はあついままに。幽体離脱では有るまいし、と思うが、この幽体離脱のような離れ業こそ恋愛だけではなく、社会科学にも必要な物である。マーシャルという経済学者も「熱き心と冷静な頭脳」といっている
    *顔の見える競争は競わせる側にとって望ましい事が多い。1つは競争をより多くさせるように報酬をコントロールすることができる。報酬のほか、表彰、出世の可能性を開く事でより一層の努力を引き出す事ができる。さらに、顔の見えない競争と違ってしばしば長期的な競争になるため、一時的な足の引

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    2013年01月13日
  • 高校生からのゲーム理論

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    Twitterで好き勝手つぶやいていたらあるときいろいろな意味で有名な池田信夫さんから「それはフォーク定理ではナッシュ均衡だから~」という返信が来た。
    さっぱりわからなかったのだがどうやらゲーム理論に関することだということだけは判明したのでダッシュで池袋のジュンク堂にいってこの本を手に取った。
    フォーク定理については載ってませんでしたが、ナッシュ均衡についてはなんとなくイメージくらいは掴めたかな。
    文章も内容も具体的でわかりやすいので入門書としてはなかなかのものだと思う。

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    2012年10月11日
  • 高校生からのゲーム理論

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    三国志やエア・ドゥの航空業界参入、いじめ問題といったわかりやすい例を取り上げて説明しているので、読み物としてはとてもおもしろい。ただ、私の目的だったゲーム理論の入門書としての役割は果たしているのか、読み終えてもよくわからない。ある意味、それくらい敷居は低く、読みやすい。

    Give&Takeで両者がWin-Winの結果をもたらすことを探るのがゲーム理論の醍醐味だろう。ただ、いじめ問題においては、1人がいじめられている状態が「均衡」になってしまうのが悲しい事実。本人の対策としては、クラブ活動に参加して交友関係を広げ、友人関係を固定しないことが有効なのではないか。外部から解決するためには、

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    2018年10月31日
  • 高校生からのゲーム理論

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    ゲーム理論に関する入門書。囚人のジレンマや背水の陣などをゲーム理論により紐解く。ゲーム理論においては当事者でありながらも、外から客観的に俯瞰する能力が必要となる。基本的には確率論を基にその選択に付随する結果を導き、利得がどれほど得られるかを推定するのがゲーム理論であると解釈した。現実世界においては利害関係者がお多く存在するため、本理論を適用できないことも多いと感じた。一方二人での待合せ等の事例においては本理論を活かすことで最大の結果を得られる助けになるとも感じた。
    次はより学問的な書籍にもチャレンジしたいと思う。

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    2012年05月19日