田中淳夫のレビュー一覧

  • 銀座ミツバチ物語 美味しい景観づくりのススメ

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    パリオペラ座の蜂蜜は前から憧れでしたが、銀座での取り組みを聞いて素敵で羨ましく思っており、読ませて頂きました。私達の食材に関わる要となる みつばち達を守りつつ、緑が広がっていくのはいいなと思います。
    しかし、日比谷公園の破壊、どうゆうことなのかしらん。

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    2025年01月04日
  • 獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち

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    タイトルを見て、勝手に、「外来種による被害」を想像してしまったのですが、とくに外来種にスポットを当てた内容ではなく、主に在来種であるシカやイノシシ、クマ、サルなどによる被害について述べられた本でした。

    本当のところは、ちゃんと調べないとわからないのですが、この本の主旨は、日本の緑は復活していて、その影響で、野生動物が増え、結果として、野生動物による被害が増えている、というところになると思います。
    また、もともとペットとして飼われていた動物の野生化による危険性にも触れられています。

    我々は何となく、都市開発が進み、緑が減り、棲むところを追われた動物が人に被害を及ぼしている、と思いがちな気がし

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    2021年03月28日
  • 獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち

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    私は狩猟をやっているので、この本の題名「獣害列島」に興味を持って読んでみた。
    昨今、住宅街に熊が出る、鹿や猪が畑や森を荒らす、猿が民家にまで入ってくる等、獣害のニュースを頻繁に聞くようになった。
    これには人間が獣の棲家を開発で奪い、そのため餌を求めて山から下りてくるのだ、という論調が支配的である。
    しかし、この論調には科学的な裏付けが乏しく、実際には「動物が可哀そう」「殺さないで」とエモーショナルに語られる部分が多いように感じる。
    この本では、獣害が増加しているのは何故なのかを多角的な方向から考察し、実際には一般的な論調の真逆な光景が進行しており、思いもしなかった意外な現状を知る事になる。

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    2020年11月19日
  • 獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち

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    大本をただせば人間の身勝手かつ、管理の甘い生活が獣害を生んでいる。ペットの犬や猫も獣害になってしまう恐れがある。自然との共存が叫ばれるようになって時間がたつが、減らすのは難しいと感じた。自然保護の観点からの動物保護も簡単ではあるが、それにより生態系のバランスも変化し、逆に悪影響を与えてしまうこともある。

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    2020年11月05日
  • 銀座ミツバチ物語 美味しい景観づくりのススメ

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    銀座でビルを運営する会社のサラリーマンが屋上で養蜂する過程を描いたもの。フツーのサラリーマンが(と言いながら実はすごいと思うのだけど)背伸びせずに表現しているところに好感が持てた。蜜蜂の習性がなんとも切なく不思議で、またある意味で人間以上に社会的な生き物であることを初めて知り素直に驚いた。そして何と言っても都会で地産地消を実践し少しずつ養蜂に限らず大きなものとしていることに頭が下がる。とっかかりとして養蜂を始めたのが良かったのかも。野菜でも家畜でもなく魅力的なミツバチが都会人には最適だったのだろう。
    また都会での地産地消の可能性に希望を持てる好例である。町内会のレベルでこのような例が増えてくる

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    2021年08月08日
  • 銀座ミツバチ物語 美味しい景観づくりのススメ

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    一サラリーマンが銀座のど真ん中で養蜂をはじめて、
    蜂蜜がとれるようになった。
    そうしたら、あれよあれよと採蜜した「銀座のはちみつ」が、
    有名洋菓子店のお菓子になり、カクテルになり、蝋燭になり、
    銀座全体でサスティナブル=“持続可能な”
    活動へと発展しく過程を書いた本。
    もちろん現在進行形。

    全編通して蜜蜂と銀座の深い愛情を感じる。
    そして、何より活動をされる方が誰でも、
    とても楽しそうだし、誰より作者の想像力(妄想力)の逞しさは、
    まるで作家のよう!
    エピローグに書かれている「二〇一六年のミツバチの日にが
    まるで現実世界のお話のようだ。

    このプロジェクトの素晴らしいところは裾野の広さ。

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    2011年08月12日
  • 銀座ミツバチ物語 美味しい景観づくりのススメ

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    ふとしたことがきっかけで始めた養蜂が銀座の地場産業になった!?
    養蜂業を可能とする銀座の地理的、歴史説明、ミツバチから学ぶこと、ミツバチが架け橋となって始まったイベントなどなど話題盛りだくさん。
    養蜂業は都会における「添え稼ぎ」というのも頷けます。

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    2010年09月08日
  • 獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち

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    近年の国内における野生動物の増加による被害の状況をもとに、なぜ野生動物が増えたのか?過去はどうだったのか?人間と動物の共生は可能なのか?その可能性含めて獣害全般日て扱った著作。

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    2025年10月27日
  • 獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち

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    野生動物との関わり方の歴史、現状、課題等分かりやすくまとまっている。自分や地域に何ができるかを考えることは、同じ地域の構成員として重要。

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    2021年06月27日
  • 獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  日本は野生動物の楽園?
    第2章  破壊される自然と人間社会
    第3章  野生動物が増えた本当の理由
    第4章  食べて減らす?誤解だらけのジビエ振興
    第5章  獣害列島の行く末

    <内容>
    森林ジャーナリスト(そんなものがあるのか?)による、日本の自然の実情を訴える本。確かにニュースには、都会にイノシシが、サルが、シカが、と頻繁に出てくるようになった。著者は、それは不思議でも何にもないという。自然破壊とその後の後始末のずさんさ(植林しても管理をしないなど)、農家の売れない農作物の放置。様々な人害により、野生動物は生息域が人と接近し、人から見たら「害」を加えているのだ。ペットもち

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    2020年10月16日
  • 森林異変

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    1950年代に外材の輸入が次々に解禁されて木材の供給が増えたことにより、価格は売り手側から買い手側に移って下落した。伐採・搬出、加工、流通ではコストを下げられなかったため、下落した価格に合わせて立木価格は下げられた。また、植林や下刈り、間伐などに補助金が支出されたことによって、作業方法や販売方法の見直しの努力が行われず、採算度外視で伐採して価格が下落するという悪循環を引き起こした。

    外材の輸入解禁に合わせて、営業から建材の調達まで一貫して請け負うハウスメーカーが登場した。建材を大量に仕入れて価格を下げるために、プレカットを利用したため、外材が木造住宅の主流となった。国産材は和室用の役物や集成

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    2018年10月31日
  • 森林異変

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    客観的事実に基づく分析と示唆。

    ・国産材の量と質を確保すること
    ・外材の国際市場の変化

    政策の力点?
    ・境界線明確化等の基盤
    ・伐採ではなく再造林
    ・バイオマス利用促進ではなくカスケード化の交通整理
    ・研修の促進
    ・木材の価値啓発
    ・認証取得支援

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    2014年05月04日
  • 銀座ミツバチ物語 美味しい景観づくりのススメ

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    銀座で養蜂…?都会のど真ん中で奇想天外なプロジェクトが実現した奮闘記。昆虫マニア以外の方にもビジネス的視点で読める一冊。

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    2012年04月13日
  • 森林異変

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    これ一冊で、ここ数十年の林業の歴史と経緯が良く分かります。
    なぜ、国産材が消え、そして復活したのか?
    そして、今、日本の森林に起きている異変とは何か?
    林業の「今」を知るために最適の一冊だと思います。

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    2012年01月24日
  • 森林異変

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    ネタバレ

    おもしろい!高校地理で習う、外材は安く、そのせいで国産材は押されているという通説をきちんと覆してくれる。現場の動きも多く取り上げられており、勉強になる。京都日吉の森林組合の運営手法が有名だなんて知らなかった。これらに対する反論が見てみたい。

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    2011年09月29日
  • 銀座ミツバチ物語 美味しい景観づくりのススメ

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    銀座のビルの屋上でミツバチが飼われ、色々なビジネスに発展している「銀座ミツバチプロジェクト」をご存知でしょうか?プロジェクトの舞台裏を知ることが出来ると共に、自然環境や都市環境のあり方、ビジネスチャンスまでも考えることが出来る貴重な1冊です。

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    2012年03月27日
  • 銀座ミツバチ物語 美味しい景観づくりのススメ

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    ちょっとした思い付きで始めた、大都会銀座での養蜂。いろいろ偶然が重なって、とても大きなプロジェクトとして、さまざまな連鎖反応を起こしていく様子がとても面白い。無理なく楽しく気楽に、そして誰にでもわかりやすく…とっても具体的で素敵なエコ活動。ミツバチが教えてくれることって、深いんだなあと思いました。

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    2009年10月04日
  • 獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち

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    【感想】
    2018年、北海道砂川市の市街地にヒグマが出没した。市から要請を受けて出動したハンターが、市の担当者や警察官の立会いの元でクマを撃ったものの、鳥獣保護法違反の疑いで書類送検され、猟銃の所持許可が取り消された。発砲した先に人家があり「捕獲規制区域」だったのだ。北海道公安委員会は、取消の理由として「建物に届く恐れのある方向に撃った」と述べている。あまりにも理不尽な処分だ。

    近年、市街地にクマやシカが頻繁に出没している。2023年度にクマに襲われてけがをした人は全国で219人に上り、過去最悪の数値となった。野生動物が出没するたび、その駆除を要請する市と実行するハンターがやり玉に挙げられ、

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    2024年12月20日
  • 銀座ミツバチ物語 美味しい景観づくりのススメ

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    ”愉快な人”というのはこういう人を言うのだろう。情愛豊かで他者のために仕事を選ばず労を取り、なんにでも巻き込まれていって、あれ?何やってんだろう??自分…という状態になぜかなっている人だから魅力的なのである。
    プロジェクトマネジメントのヒントも多数。
    まー身内は大変だろうと思うが笑

    P63 自分自身も、銀座ミツバチプロジェクトも、いつも目の前に起こった事態だけを重視してなんとかこなしてきただけなんだから。だからこそ、次々とおもしろい場面、他ではちょっと味わえない経験に立ち会えたんだから。

    P90 残りのサラリーマン人生は借金返済だけを目標にとぼとぼと歩んで行くだけとなったのです。しかしだか

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    2018年10月18日
  • 森林異変

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    [まとめ]
    ・外材は国産財より高い。
    ・吉野杉というブランドを活用した産地偽装
    ・国産木材業界の怠慢が林業不振の理由
    ・伐採禁止国の増加による世界的な木材需要の拡大
    ・合板業界の国産材へのシフト
    ・林野庁のB材利用促進策
    ・伐採が進む理由 再造林すると赤字になる。
    ・木材を高く売るための努力が必要

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    2016年09月21日