しぐま太朗のレビュー一覧
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匿名
購入済み“男の娘”がスカートを脱ぐとき
「男の娘」──それは男性がスカートを穿いたときにだけこの世界に現れる《存在しない少女》だ。
この「ぼくコスプレなんか興味ありませんからっ!!」という作品はその刹那の存在を大きなテーマとしている。
主人公・古屋千尋がひょんなことから「コスプレ部」へとカメラマンとして入部し、部長である波多野翔子は彼が女装した姿である《ちぃ》に恋をする。
ここで羽多野が《ちぃ》への恋心を古屋へとスライドさせるならば凡百のラブコメで終わっただろうが、この作品はそうではない。ゆえに自分は、そこにこそ作者の「描きたいもの」があったのだと考える。
本来ならば古屋がスカートを脱いだ時点で消えゆくはずであった《ちぃ》は波多野に -
Posted by ブクログ
カメラ好きの古屋千尋くんは女子の前だと緊張して失敗ばかり。
そんな彼が転校先で入ろうと思っていた写真部が無くガッカリしていところ、少々強引な波多野部長に口説かれて女子ばかりのコスプレ部のカメラマンとなることに。
撮影のために同行したコスプレイベントでハプニングがあり、なりゆきで女装をしたことから部長との関係がどんどんアヤシイことになってしまう。
絵が可愛らしくて好みだったので手に取りました。
画面もキレイで、お話もハプニング満載で楽しく読めます。
女の子はいっぱい出てくるけどハーレムものでは無さそう。
とりあえず次の巻も読んでみようかと思います。