後田良輔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
201712/
最も効率的な仕事のやり方は汗をかくこと。/
「忙しい」を禁句に。忙しいときは、「バタバタしていて」と返答。
「相変わらず忙しそうですね」と私が声をかけると、Iさんは「とんでもない!」と否定し、「忙しくはないよ。バタバタしているだけ。面白い仕事があったら、絶対、オレを指名してね」と答えてくれたのです。
「バタバタしている」は、「忙しい」に比べ、ネガティブなニュアンスを含んでいません。Iさんが「バタバタしている」と言い換えたのは、Iさんが仕事に対して、前向きだから。「仕事をいつでも受ける姿勢がある」からです。/
相談事を持ちかけられたとき、私は「聞き役」に徹する努力をしていま -
Posted by ブクログ
ネタバレ営業マンとして一目置かれる、いやぶっちぎりの存在になるための指南書。とにかく面白い。そして分かりやすい。書いてある中身は「そんなの知っているよ。」と言いたくなるものばかり。例えば、営業マンの価値はお客さんに「居心地の良さを提供すること」だなんて言われても、普通だったらお前に言われなくても分かっとるんじゃ、となんか腹が立つ。
ただそれを自分のものに出来ているかと言えば、そうじゃない。そんな「忘れがちだけど、大切なこと」をぶっちぎりのネーミングセンスで、「これならやってみたい」とか「なんか頭に残っちゃう」等と感じるようにしてしまったところがミソ。
またこの本は「営業における不変の真理」を気付かせて -
Posted by ブクログ
◆営業マンの価値とは、いったい何でしょう? いまの私にはわかります。それは、「居心地のよさ」を提供することです
◆W先輩が教えてくれた「3つの金言」
金言1「上下関係をわきまえろ」
金言2「だれからお金をいただいているのかを意識しろ」
金言3「成功することよりも、失敗しないことを考えろ」
◆ひと手間かけて、汗をかく! だから思いが伝わる
◆最も効率的な仕事のやり方は、汗をかくこと
◆赤ちゃん肌理論
・相手が切るまで、受話器から耳を離さない
・受話器を置く前に、フックをやさしく押す
◆郷ひろみ理論
接待カラオケのトップバッターを務め、郷ひろみの『2億4千万の瞳』を熱唱
◆20メートル -
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本書は、昭和の仕事術(アナログ仕事術の実用書)として様々な場面での仕事術が紹介されている。イラストが面白くさっぱり読むことができた。「昭和の」ということであるが、昭和の仕事術はおもてなしの技術であり、現代の社会人にも備えておいたほうがよい内容であると思う。
1. 基本の仕事術
・相手の気持ちを想像する
・PDCAでなくDCPA
・「考えタイム」と「作業タイム」に分ける
・「やってみます」といったん受け入れる
・信用は自分を削って作るもの
・会社は「グループ」でなく「チーム」である
2. 不快にさせない仕事術
・あいさつは自分からする
・聞かれていることに「まず結論」で返す
・相手が使う言葉 -
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サクッと読めて、内容も面白かった。
昭和の仕事術と銘打たれているが、それなりに現代的にアレンジされたアナログコミュニケーションの方法論集。(タイトルに「ビジネスマン30年生の経験」とあるが、30年前は平成である)
デジタルコミュニケーション全盛の昨今だからこそ、それではカバーし切れないアナログコミュニケーションが重要になっている、というのが本書の基本認識。
こういうアナログコミュニケーションって、人類の祖先がアフリカでウホウホ言っていた頃からの積み重ねなので、それなりの合理性がある。だから、ここ数十年程度のデジタル化では、完全には代替されない。デジタルで全部やれると思っている人ほど、この人間 -
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「3秒でできる」というところに惹かれたかったのがこの本。3秒でコミュニケーションが変わると聞けば、ほおっておく手はないだろう。読んでみても,確かに3秒でできそうな内容が多い(ただし,一部,言うのは簡単だけどどう処理するかを考えないといけない理論もあるように見える)。早速取り入れてみたい理論が結構あった。バタバタ理論とか,やまびこ理論とか,ビッグノートメモ理論とか,支払645理論とか,拝む理論とか。
ぶっちぎり理論は38ある思いがちだが,もっと多くの理論が(詳しくはないが)紹介されている。察するに、ページ数などの条件や出版時のご自分の年齢に合わせたのかな?というところなのだろうけれど,もっと知り -
Posted by ブクログ
元ダメ社員が実践してみたエース社員に変わるための行動集を理論と称し、挿絵つきで読みやすくした本。これも非常に具体的なので、いいものを探してみてとりいれる、程度ならとても参考になるかと思います。以下抜粋
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・忙しくても「忙しい」とは言わず、「バタバタしている」という癖付けを。仕事は常に「バタバタ」しているところに集まる。
仕事が集まるのは実力があるからで、実力のある人はスケジュール管理も上手い。
・「アイディアを10個出してほしい」といわれたら20個出す。
「1週間で納品して欲しい」といわれたら3日間 -
Posted by ブクログ
コミカルなデザインと内容で気楽に読める気遣いノウハウ本。
まず本の装丁が楽しい。
各項目にタイトルと共に記載されるアイコンと、使い方と効果が表記されているのだが、それらが、以前ACかJTのCMでやっていたようなデザインでパラパラめくるだけでも面白い。
内容も、イラストが多く、文調も堅苦しくないため気楽に読める。
それでいて、社会人が知っておくべき、または知っておくと得をするであろう気遣いのノウハウは、当たり前かなと思えるモノや、ちょっとおバカなモノもあるものの、「バタバタ理論」「拝む理論」等ナルホドと思えるモノも自分的にはいくつかあり結構満足できた。
各項目を見事に要約している目次も構成