萩原さちこのレビュー一覧
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絵や写真が多くて分かりやすかったです。城の用語についてもイメージがしやすい。また100名城についても、解説は少ないが一つ一つ記載があり要点を抑えることができます。入門書として良いのではないでしょうか。Posted by ブクログ
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天守閣ではなくてガチの城本。
街道や国境、河川、丘陵など地形と立地に注目し、諸城を紹介する。単に城の地理的な話や構造で終わらず、それが歴史に果たした役割や、城の造りに関して時代ごとの特色も簡単に説明している。
鳥取城に行きたいと思っているけどその時はかならず太閤ヶ平も行きたいし、関ヶ原合戦は大垣城に...続きを読むPosted by ブクログ -
多くの城関係の著書があるライター萩原さちこ氏の一冊。お城ファンの立場から戦国大名の城を紹介・分析しており、大変おもしろい。戦国大名の城として、戦国時代の武田氏、北条氏、毛利氏。織豊期の織田氏、豊臣氏、加藤氏。近世の徳川氏、藤堂氏、伊達氏を紹介。戦国大名の戦略や知恵を学ぶ。城めぐりの楽しみが増すような...続きを読むPosted by ブクログ
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戦国大名を城を中心に分析した一冊。
城のつくりそのものもさることながら、戦国大名の城についての考え方を知ることができて、非常に興味深かった。Posted by ブクログ -
著者はフリーの”城郭ライター”。
天守閣ではなく、主に山城を中心にその縄張りを解説。第1章で基礎知識を解説、その後キーワード毎に個々の城を解説。書名は「地形と立地」ですがこのキーワードは本書の一部。戦国時代の城の全体像が掴める。紹介された個々の城の
現地を訪ねてみたいところですが、写真を見る限り、か...続きを読むPosted by ブクログ -
カラー写真豊富で1200円!~松本城の黒い壁の漆は1年に一度塗り直す。費用420万円、9月がベスト。姫路城の漆喰は6層で厚み30cm強。犬山城は姫路城みたいな心柱の代わりに、1階から2階の通し柱、2階から3階へ、3階から4階への通し柱を立てて、重みを梁に分散させている(なるほどねぇ)。~やるなぁ・講...続きを読むPosted by ブクログ
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「城」とひと言で言うと大概の日本人が頭に浮かべるのは「天守」の部分である。が、天守とは城を構成するパーツの一つなのにやはり最も心象に残るもので、ひとつひとつ解剖していくとそれぞれ個性豊かな顔が見えてくる。
本書曰く天守の最大の特徴であり魅力は。
『限られた時間の中で美観も実用も追求しながら築かれ...続きを読むPosted by ブクログ -
私は山城派で、天守に特別興味があったわけではなかったが読んでみて損はなかった。著者の萩原さんが<おわりに>で書かれているように、「近世の城をしることで中世の城の理解がより深まることもある」そのとおりだと感じた。
天守の見学に行くのなら、この本を読む前と読んでからでは明らかに面白さが違うと思う。現...続きを読むPosted by ブクログ -
軽い内容であるが、日本の城郭の成り立ちから機能まで、まとめた本ってあんまり見つけられなかったので、貴重かもしれない。
まあ、通り一遍という感じでもあるけども。Posted by ブクログ