石田ゆうすけのレビュー一覧
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購入済み
とてもいい
文字でその場の光景を想像できて、作者と一緒に感動したりいろんなことを感じて、楽しい1冊だった。やっぱり有名観光地に押しかけないゆったり自由旅はいいな。
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うまいラーメン屋を巡る本ではありません。
「渋い」ラーメン屋を訪れる、いや探すとこ
ろから始まり、やっとたどり着く紀行本です。
「渋い」とは建物であったり、その店内部の
雰囲気であったりと、いわゆる意識高い系ラ
ーメン屋とは一線を画す地元に愛される店の
ことです。
しかも移動手段は自転車です。
それゆえ、あたりを付けた目的地へ行く途中
でも「渋い」建物を見つけては新たな発見と
して目を輝かせます。
旅とはこういうものだと共感します。
電車やバスなどの公共交通機関や自家用車を
利用する旅ですと、移動の道中より着いた場
所に比重が置かれてう”点の旅”になるところ、
自転車移動ですと”線の -
Posted by ブクログ
1969年生まれ、旅エッセイスト、石田ゆうすけさん「自転車お宝ラーメン紀行」、2020.12発行。都内の昔ながらの中華そばを自転車で巡る話、いいですね。都内には昭和風情の古い店がたくさんあります。BS-TBSの「町中華で飲ろうぜ」や「郷愁の街角ラーメン」でお馴染みですねw。著者は、岩手県久慈市の老舗「千草」のラーメンが一番好きで、ラーメンのお代わりをしたそうですw。永代橋の「中華そば おはる」は訪れた3ヶ月前に、日本橋「大勝軒」(昭8創業)は2ヵ月前に閉店、豪徳寺の「満来」も閉店とか、寂しいです。
笹塚の「福寿」、神田の「栄屋ミルクホール」は健在ですw。「栄屋ミルクホール」では、これ以上お -
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普段、見ることのない景色が見える。自転車で町を走ると意外な出会いが待っていた。
今回の本は、旅エッセイストで、26歳から7年半かけて自転車で世界一周して、「行かずに死ねるか!」(実業之日本社/幻冬舎文庫)が13万部のベストセラーになった方が書いた。
読んでみて、東京にはまだ知られざるお店がたくさんあるなあと思った。ラーメン紀行とあるが、ラーメン店以外にも喫茶店も登場している。
店の歴史に人ありで、それぞれのお店と店主に個性があふれている。ラーメンのダシに「ヒトガラ」を使っているというギャグを飛ばす強面店主がいれば、話し始めると止まらなくなる店主など個性のかたまりだ。 -
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ネタバレ<目次>
第1章 終戦直後で止まった店と、ガード下の秘密基地~永代橋・浅草橋
第2章 噺家はだしの店主と、昭和遺産店~笹塚
第3章 商店街で最後まで残った店~雑司ヶ谷
第4章 レトロな街で「七面鳥」を追いかけた~高円寺
第5章 鬼子母神とバラと矢吹丈~三ノ輪
第6章 壊ししたら、元に戻りません~豪徳寺
第7章 味噌ラーメンが東京で歩いた道~人形町
第8章 大きな商店街で生きてきた~長崎
第9章 ラーメンは地球を救う⁈~新宿
<内容>dantyu連載の記事の文章化。ポタリングをしながら街を眺め、気になった店に行く。昭和レトロな中華料理屋、喫茶店。海外でも放浪の多かった著者が、 -
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ネタバレ久し振りに読んだ石田ゆうすけ。
おもしろい!
かっこいい!!
読みながらふっと笑みが浮かんでしまうような、優しい柔らかい軽い気持ちになれる。
久し振りに(大物メジャー作家ではない)いい本に出会えた気分。
ノンフィクだからかもだけど。
引き込む言葉のチカラもすごい。
【メジャーな観光地はその景色のまっただなかにいるという臨場感より、写真を見ているような平面的な感覚がどうしても強くなる】
という言葉が印象的でした。
函館の立待岬、雪の中の白川郷を思い出したり。
景色に吸い込まれる感覚、、だよね、きっと。
そんな感覚をたくさん浴びたいなぁ。
いろんな景色みたいなぁ
いろんな空気感じたい -
Posted by ブクログ
@yonda4
幻冬舎より出版されている文庫「行かずに死ねるか!」の著者、石田ゆうすけさんが自転車で台湾を一周する。
内容の多くは「台湾で美味いメシはなんだ!?」である。
僕も台湾、台北しか行ったことがないけど、メシは美味い!!
著者が自転車で回っていると、現地の人から「どこに行くの?」「何してるの?」「困っているの?」と尋ねられ、そのやりとりを読んでいると、自分も台湾自転車一周してみたいな~と駆られる。
台湾は一周1000kmくらいらしく、のんびり走っても二週間で一周できる。楽勝だよ!
台湾の人は優しい。治安もいいし、食べ物も美味しい。
ぜひ、台湾に行ってみてほしいものです。
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